NHK茨城県のニュース 水戸放送局
海水浴場で放射性物質不検出
茨城県が県内すべての海水浴場で行った放射性物質などの検査の結果、すべての海水浴場で海水から放射性物質は検出されず砂浜の放射線量も自然界の値と変わらないことがわかりました。
茨城県は福島第一原発事故が起きたおととしから毎年県内18すべての海水浴場で海水に含まれる放射性物質と空間の放射線量を調べています。
ことしも先月、それぞれの海水浴場の水深50cm付近と水深1.5m付近の海水と砂浜の地表面や地上50cmで測定しました。
その結果、いずれの海水浴場も海水に含まれる放射性物質は1リットルあたり1ベクレルの検出の限界を下回りました。
また、砂浜の放射線量は、地表面で0.04マイクロシーベルトから0.08マイクロシーベルトと、自然界の値と変わらないということで、3年連続で海水浴場は問題ないことがわかりました。
震災や原発事故のあと、県内の海水浴場を訪れる人は激減し、去年の夏の海水浴客もおよそ65万人と、事故前の4割足らずにとどまっています。
茨城県は、今後も同じ調査を8月まで毎月行って茨城の海の安全性をPRすることにしています。
05月09日 09時32分
茨城県のニュース
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