日本代表ＤＦ酒井高徳（２２＝シュツットガルト）にイングランド・プレミアリーグ移籍が急浮上した。

「高徳にはいろんなクラブから声がかかっているみたいだけど、プレミアのクラブが本気で狙っている。本人も強いプレミアリーグ志望があるし、この夏にも一気に（移籍が）決まるのではないか」と酒井と親交の深いＪリーグクラブ関係者が明かした。

　酒井高はロンドン五輪で日本のベスト４進出に貢献。今季は名門クラブでレギュラーに定着した。日本代表にも常時選出されるようになり、ブラジルＷ杯アジア最終予選ヨルダン戦（３月）では初スタメンに抜てきされ、国際舞台でも存在感を増している。

　そんな有望株に欧州ビッグクラブは熱視線を送り、ＡＣミランやユベントス（ともにイタリア）がリストアップ済みと報じられた。またイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトはローマ（イタリア）が関心を示していると伝えており、今夏の移籍市場では争奪戦に発展しそうな雲行きだ。

　ただ関係者によると、酒井の本命はイングランドという。同リーグでは豊富な運動量と高い攻撃力が十分に発揮でき、英語も堪能とあって、本人がイングランド移籍を熱望。さらに五輪で同僚だった日本代表ＤＦ吉田麻也（２４＝サウサンプトン）の活躍も刺激になっているという。

　移籍金も推定４００万ユーロ（約５億２０００万円）とお買い得。酒井高は以前から「どんどんステップアップしていきたい」と話している。正式オファーがあれば、移籍も視野に入っており、今後の動向に注目が集まりそうだ。

2012-13　シュツットガルト　ホーム半袖　ユニフォーム　ブンデスパッチ　#2 SAKAI（酒井高徳） (M)

posted at 2013.5.7

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