<楽天5-2日本ハム(8日)>すごすぎるのも困りものだ。楽天・田中将大投手(24)が8日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発し、7回4安打7奪三振2失点で無傷の5勝目をマーク。チームは4連勝で5割復帰を果たした。そんなエースには好調すぎるあまりに、周囲が気にする“問題”があるという。
味方が3回に聖沢の2点適時打とマギーの7号2ランで一挙5得点。大量援護をもらった田中は4回までパーフェクトという快投を披露した。
7回二死一塁の場面でアブレイユに被弾。12年6月22日ロッテ戦(郡山)の6回、サブローに打たれて以来の一発を浴びたが、それ以外はほぼ完璧。「ホームランだけがダメでしたね。まあ次に向けていい教訓になりました」と満足げに話した。
これで無傷の5連勝となったが、そんな田中を周囲はなぜか心配の目で見守っている。その理由はエースがひそかに続けている“ある戦い”だ。記録を過剰に意識しないよう、関係者に対し“禁句”を設けているのだ。
連続記録に話が及ぶと決まって言うのは「(記録は)わかっていますよ。意識しちゃうから、二度と聞かないでくださ~い」という言葉。勝負師の勘が働いているのか、田中は常に「話すと記録が途絶えてしまうのでは」という“言霊の恐怖”と戦っている。
154イニングぶりの被弾となったエースはほかにも多くの連続記録を保持している。昨季から続く先発すると負けない「マー神話」は13試合に伸び、対日本ハムは11年8月7日以来8連勝。ソフトバンクにも過去2シーズン土をつけられていない。また、同級生投手との投げ合いでは10戦無敗という記録まである。
この日もヒーローインタビューで「札幌ドームでは6年間無敗ですよ」と振られても「僕にとって特別な地。気持ちよく投げさせていただいています」と記録には触れずはぐらかした。まだまだ連続記録が目白押し。今後も“すごすぎる投手にしかわからない悩み”との戦いは続く。
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