Googleマップに世界の標高を重ねたhttp://flood.firetree.net/というサイトがある。名前から察するに洪水のシミュレーションをするためのものだろうな。

今回の地震のように小田原に大きな津波が来たらどうなるのか、どこが波に飲まれてしまって、どこに逃げたらいいのかを見てみた。そして、一応自分はどこにどう逃げるかはシミュレーションしてみた。二軒隣に一人暮らしの高齢者がいるから、自分だけ逃げるわけには行かず、一緒に連れて避難するので、そういうことも含めて。

で、ひとまず、9m、13m、20m、30mの津波でそれぞれどうなるかの地図を載せるので小田原周辺の人はよかったらご参考まで。そもそも調べたサイトのデータが正しいのか定かではないので、ホントに話のネタ程度に。

9m


酒匂川、山王川、早川沿いはちょっと駄目。災害時の避難場所である小学校も駄目。でもうちは平気。

13m


うちは海沿いだけどこれでも平気みたい。とはいえ防波堤でもある西湘バイパスを仮に乗り越えてきたら駄目なんだろうな。

20m


いよいよずっぽり飲まれた。市役所も駄目。これでも小田原城は平気なんだな。さすが天守閣。逃げる時間がなさそうだったら城に逃げる。橋が落ちてなければだけど。

30m


30mでも小田原城はギリセーフ。しかしこうなると市街地ではまったく太刀打ちできず、山の方に逃げるしかなくなる。でも徒歩10分くらいで山があるというのは助かる。

こうしてみると、古くから栄えていた城下町が、防災面で堅牢なことも分かる。箱根のおかげで台風も避けていくし。ありがたやありがたや。