シャープ株価が急伸、追加融資やアイフォーン向け量産の報道

　　５月８日（ブルームバーグ）：経営再建中のシャープ の株価が３週間ぶりの日中上昇率を記録した。主力行による融資枠設定や、米アップル の端末「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」向けパネル量産開始などの報道が手掛かり。

株価 は前日比11％高の385円まで買われた。日中上昇率としては、４月15日の20％以来の大きさ。午前終値は同26円（7.5％）高の373円。

関係者によると、主力のみずほコーポレート銀行と三菱東京ＵＦＪ銀行は、1500億円の追加融資枠を週内にも正式決定する。このほか８日付朝刊で、日刊工業新聞は次期アイフォーン向けパネル量産を６月にも開始すると報じ、産経新聞もシャープが中期計画最終年度の16年３月期での営業利益目標を1300億－1400億円とする方向で検討中だと伝えた。

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