◇全てが満たされる職場は絶対にありません。
4月6日さんの記事以降、人間関係などの話題が続いています。
本日、はなみずきさんからコメントを頂きました。
そのコメントを転記します。
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私も今の仕事を辞めようかどうしようか、ずっと悩んできました。
落ち込んではお題目をあげて、頑張ってみようと考え直しながら今日まで来ました。
職場には次から次に同僚や上司を批判する人がいて、その人の一言で振り回される人が次々に辞めていき、職場の空気が一変してしまい、毎日、そういうことに振り回されて疲れていました。
私も思い切って辞めたらどんなにスッキリするだろうと思ったり、でも仕事自体は嫌いじゃないし、その人のために辞めるなんて・・・と思ったり、堂々巡りでした。
今、もう一度頑張ってみて、それでも無理だったら辞めようかなと思っています。
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どうでしょう。
同じ気持ちの人が読者の皆様の中にもいらっしゃるのではないでしょうか?
はなみずきさんは「仕事は嫌いじゃない」とのこと。
私から申し上げるなら、これはとても幸せなことなのです。
世の中には、嫌いな仕事で、さらに人間関係の悪い職場で仕事をしている人がいます。その人間関係も、食事が喉を通らないほどの悲惨な人もいます。
嫌いじゃない仕事は、きっと好きな仕事です。
仕事を好きになることは、即、幸福です。
転職は本当に大変です。在籍年数は、信用であり人生の基盤です。
そもそも、10年の単位では、よほどの優良企業でもない限り、70~80%の人が転職します。何も、はなみずきさんの職場だけのことではありません。
どの会社も、人間関係で悩み、ギスギスしていたりするのが普通なのです。
だから、「この会社はオカシイ」のではなく、「それが普通」だという認識を持てるかどうかです。
まして、退職の多い職場で、退職しないで頑張っているというのは大きな信用にもなるし、評価もいただけることでしょう。
まして、転職すればゼロからの出発。否、マイナスからの出発といえるでしょう。
何故なら、退職し、職を探す努力、また苦悩も生まれるのです。
私も転職は何度もしていますが、本当に苦しい職場では数ヶ月ももちません。
すでに数年の単位で仕事ができているなら、少なくとも最悪の職場環境ではないはずです。
職場には、悪い人もいるけれど、良い人も沢山いるでしょう。
そして、多くの人は悪い人に皆耐えていることでしょう。
だとするなら、誰かが、その悪い人でオカシクなっている職場の空気を良くすることを決意し、改善していくべきだと思うのです。
暗い職場で明るく振る舞い、肩を落としている人を励ます。
凍りつくような空気の中で春の風を吹かせ、暗闇のような職場に灯をともす。
周囲は不思議がることでしょう。
「なぜ、この人はいつもこんなに元気なんだろう?」と。
そのうち、周囲の中で、あなたへの憧れが生まれるのです。
「この人と仲良くなりたい」、「この人のようになりたい」と。
そこで仲良くなれば、仏法対話にもなります。
広宣流布の戦いができます。
実は、私は、少々、職場環境が悪い方がいいです。
何故か。改革ができるからです。
もし、何の問題もない職場なら‥私はきっと物足りなくなるのだと思います。
何故なら、言われたことだけやればいいという仕事になるからです。
工夫の余地もないということは進歩も成長もないからです。
嫌なことを改善する。心ひとつで楽しいことに変えられるかも知れません。
どうか、皆さま、オカシナこと、間違っていることを、率先垂範で改善していく体験をしてみませんか?
環境を変えていくことのできる自分になる。そのことを目標にしたとき、職場は“やりがいと生きがい”に満ちたところに変わることでしょう。
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