夢魔
「うわぁぁぁ!!!!」 ガバッ
「なにかあったアルか!?」 ガバッ
「二人ともうるさいですよ!」
朝ごはんの用意をしていた新八は2人に注意した。
「うっさいアル新八。それより銀ちゃんの声で目が覚めたアル。様子見てくるネ」
「あ、そういえばそうですよね。どうしたんでしょう銀さん」
「銀ちゃーん(さん)?なんかあったアルか(んですか)??」
「あ、ああ新八、神楽・・・すまねェうるさかったな・・・」
「どうしたんですか?銀さん。謝ったりして。らしくないですよ」
「銀さんだって謝るときは謝るよ~?なんか傷つくな~。」
「なんだ。銀ちゃんピンピンしてるネ。心配した私がバカだったネ」
「そうだよー。何?心配してくれてたのか~??ま、この通り銀さんはピンピンしてますよ~。」
そんな会話をしつつも、銀時は先ほどみた夢が気になり、そして、内心不安でいっぱいだった。『幕府を滅ぼす。』そんなこと今の生活の日常では考えられない。逆に幕府といて楽しいと思う。そう考えてみれば昔と今じゃあ矛盾している。あ~~だめだわ。これは考えたらいけないことだ。そう思いそのことを考えるのをやめた。
「新八~飯は~?」
「あ、できてますよ。」
「じゃあ早く食べるアルよ~~~!」
今日も万事屋はいつもの日常をおくるはずだった。
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