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  白鬼 作者:白宮殿
白夜叉
「他人におびえ自分を護るためだけにふるう剣なんてもう捨てちゃいなさい。くれてあげますよ私の剣。そいつの使い方を知りたきゃついてくるといい。これからは私の剣をふるいなさい。敵を斬るためではない弱き己を斬るために。己を守るのではない己の魂を守るために。」                                                            







俺がまだ幼い時松陽先生はそう言っていて、今でもそれをはっきりと覚えている







でもその松陽先生が幕府に殺された。先生は何も悪くないのに・・・








『幕府が憎いか?銀時』

「お前は誰だ!?」

『俺か?  俺は・・・白夜叉。お前だよ」

「!?」  

『銀時、幕府が憎いなら・・・幕府を滅ぼしてェなら俺に任せておけ・・・俺が滅ぼしてやる。先生を殺した幕府を、俺がなァ!!!』


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