【神奈川】横浜市人口 370万人超横浜市の人口が1日現在で370万人を突破した。前年同月比5056人増だったが、区ごとでは金沢、保土ケ谷区など南部の区は減少しており、南北で人口の伸びに差が現れた。(中沢誠) 市によると、一日現在の人口は、前月比七千六百八十七人増の三百七十万一千四百七十五人(男性百八十四万八千八百四十八人、女性百八十五万二千六百二十七人)となった。 前月比では全十八区いずれも増加したが、前年同月比では南部の十区が減少。金沢は千六百四十二人、保土ケ谷は千八十八人、港南は八百六人減だった。一方、東京に近い北部八区は増加しており、港北(三千三百八十七人)、都筑(二千七百三十四人)などで全体の人口を押し上げた。 一八五九年の横浜開港時に四百八十二人だった人口は、一九四二年に百万人を突破。八五年に三百万人に達してから、四半世紀で三百七十万人を超えた。 右肩上がりで人口は推移しているものの、転入者が増えた影響が大きく、出生数から死亡数を引いた自然増加数は減少傾向にある。 昨年十二月の市の人口推計では、二〇一九年の三百七十三万六千人をピークに減少に転じるとしている。 PR情報
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