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事件
M7級の首都直下地震、茨城や神奈川で高確率 地域別の推定は初
地図上の確率は約10キロ四方の狭い範囲で計算したため、高い地域でも1万年に1回程度。全体の平均値と比べて、茨城県南部は平均で約1・5倍、神奈川県西部は同約1・4倍高かった。
地震調査委が確率計算の根拠とした明治以降の5回のM7級は、茨城県など首都圏の東部で起きた。今回の試算では、神奈川県を中心に起きた江戸時代以前の11回のM7級も対象に含めたため、首都圏の北東と南西で確率が高くなった。
井元氏は「試算は大まかなもので、対象とする過去の地震の選び方などで不確実性が多い。より信頼性の高い地図を作って、防災に役立てたい」と話している。
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