(セ・リーグ、巨人2-3阪神=延長十二回、9回戦、阪神6勝2敗1分、8日、東京ドーム)阪神の伊藤隼にとって24歳の誕生日は複雑なものになった。
八回、先制の2ランを放ち「つなぐ気持ちしかなかった。まさか本塁打になるとは」と自信をつけた様子だった。しかし守備では九回にファウルを捕り損ねるなど、失敗が目立った。「下手くそなだけです。ああいうことをしていたら試合に出るチャンスがなくなる」と自分を責めた。(共同)
和田監督(今季初安打が決勝打の桧山に)「苦しみ抜いた上での1本。あそこで決めるのはさすが」
安藤(今季初勝利)「おまけみたいなもの。チームが勝って良かった」