共通ルートその2はエリス(脳内ニックネームは嫉妬の女神)がメインである。嫉妬の女神さまの前では浮気は決して許されない!
嫉妬の女神とはオーガストの中で初めてのキャラ設定かもしれない。いわばオーガストの未知への冒険と言って良いだろう。
唯一の女性医者であるため、黒羽が残した治癒院の謎がエリスルートでは判明することに期待できそうだ。
と迫られましても、カイムは淡々と、「お前が気に入っていたから、娼婦にしたくなかった」といい、ごまかす。
そりゃ、メルトにも怒られるだろうて。
と、ワイワイ酒場でやっていたら、ベルナドという麻薬の売人の頭登場!
オラ、こんな奴大嫌いだ!
ベルナドの組織の売人がカイムに殺されたと言い掛かりをつけてくるが、すぐウソとバレ撤収!
ただ単に、不蝕金鎖とケンカする口実が欲しいのは間違いない。こんな大人にはなりたくないでござる。
<ミニ人物
紹介>
・・・ベルナド
元、不蝕金鎖の副頭。不蝕金鎖の先代の頭の「麻薬ダメ!ゼッタイ!」の掟を破り、自分だけ独立して、風錆という名の麻薬売人の組織を作る。
こんな奴大嫌いだ!といかにも嫌われそうなキャラである。
部下への金払いだけはいいらしいので、ついてくる人間がいるようだが、こんな奴の元で働くのはまっぴら御免である。
ついに、エリスがカイムに尽くしたいがあまり、料理はティアの仕事であるのにそれを取り上げる行動に出る。
押し掛け女房万歳!
そのせいで、ティアは一旦(むしろ永久に)ヴィノレタに身を置くことに。
これで、エリス先生との同棲・・・もとい同居生活が始まったということですな。
今度は成り行き上、ベルナドを叩くという利害一致の元、ルキウス郷と名の貴族の元へジークと共にご挨拶に伺い、帰りにはエリスが待っていた。
なかなか健気ではなイカ!でもカイムはエリスには自由に生きてほしいのか冷たくしてしまう。
そこで、エリスは考えたのかわざと、失敗すればカイムに構ってもらえると思ってしまい、鶏肉10羽を買い込んだり、味のない鶏の丸焼きを料理に出す・わざと包丁で指を切る等の行動に出る。これって、そのうち、カイムに構ってもらいたいがためにヤンデレ化しないかと、不安になってくるほどである。
本人はこれで満足している模様。壊れていなイカ!?
カイムがエリスを身請けした理由が今まで、曖昧であったが、やっとのこさジークと酒盛りしているときにはっきりとなる。それは、カイムがエリスの両親を殺したからなのだ。その罪滅ぼしというわけだったのだ。ここでエリスを抱いたら鬼畜扱いされるがために、エリスに対して冷たくなるのが判明。
いざ、そのエリスを身請けした秘密明かしたも、信じてもらえず。
あまつさえ、カイムに殺されることに期待しているのかベルナドにジークを売ろうとする行動に移る。
もうやだ、ここまで狂った複雑な女は初めてだ!
最終的に、エリスはベルナドの人実に取られ、エリスを殺すか・烏合の衆に犯されるのを眺めるかの選択に迫られる羽目に!
この選択肢は、エリスルートに入るには、それでも殺さない方が正解で間違いないはず!・・・多分。
フィオネのときのような孔明の罠でないことを祈りつつ、「それでも殺さない」を選択だ!
ここで、エリスを殺したら、他のフィオネ以外のヒロインルートに行くときにもうエリスは登場しないのかぁ。
と、思っていたら、フィオネ隊長率いる羽狩り参上!
ジークめ、ベルナド討伐について、無為無策のように思わせておいて、しっかり羽狩りを動かすようルキウス卿とミーティングしていたな。
敵を欺くとは味方からってか!!一気に形勢逆転だ!
肝心のエリスの方はと言うと、自分を縛ってくれる人間が欲しかった!という結論で収拾をつけたらしい。
なんともいうか、わざと、分かりにくいシナリオのように見せて、結局はなぜこんな単純なことに気づかなかったということでOK!?
要は、指示待ち人間に自分で考えろと何の助言もなしに突き放すと同じことなんだな。
この解釈に達するのにクモの巣張っている頭がフル稼働したじゃなイカ!思考回路もショート寸前だ!
今までのオーガストにはなかったエリスという人格も本当にオーガストによる冒険だったのだなとつくづく思ってみたり。
ここまでくれば、この選択肢の正解は明らかでしょう。
中身があまりにもややこしいエリスを理解できるのはカイムだけだ!ここは共にエリスと共に歩いていきましょう!ということですな。
エリスルートに行きたくなければ、不正解の方をわざと選ぶのだ!鬼畜?
そういえば、カイムに深手に追いやったこの謎の女の秘密が明かされていない!!
その上、治癒院の秘密や麻薬の混ぜ物についてもだ!
何はともあれ、エリスルート完結ですたい!
なんというか非常に分かりにくいKanonの舞シナリオ並みに途中が訳が分からなくなるシナリオだった気がする。
次回は少しだけの顔見せ程度であったコレットルートに入りたいと思いまーす。その前に、エリスルート分岐の選択肢をわざと間違えてこなくては!