2013年 5月 9日
高松空港のB787 改修開始
バッテリートラブルで今年1月に高松空港に緊急着陸したボーイング787についてバッテリーを改良した新型のものに交換する作業が9日朝から始まりました。高松空港では午前8時半頃からアメリカのボーイング社の技術スタッフらが機体の下に機材を運び込みました。4日間かけてトラブルの原因とされるバッテリーや周辺機器を改良を加えた新型のものに交換します。このボーイング787は今年1月、飛行中にバッテリーが発火し、高松空港に緊急着陸した機体です。改修作業は先月22日から岡山空港などで行われ、全日空が持つ17機のうち6機はすでに改修を終え試験飛行を行っています。全日空は来月の営業運航再開を決めていて高松空港の機体は順調に行けば今月16日に羽田空港へ向けて試験飛行する見通しです。

岡山市中心部の商店街で火事
8日夜、岡山市中心部で店舗兼住宅などを焼く火事がありました。現場は店舗や住宅が密集する商店街の一角で一時、騒然としました。8日午後9時50分頃、岡山市北区表町の自営業、井上雅夫さん(55)の店舗兼住宅の離れから火が出ているのを一緒に住む妹が見つけ119番通報しました。火は約30分後に消し止められましたがプレハブの離れ1棟約40平方メートルを全焼したほか鉄筋コンクリート3階建ての店舗兼住宅と隣の住宅の一部を焼きました。井上さんは母親や妹と4人暮らしでけがをした人はいませんでした。現場は住宅や店舗が密集する商店街の一角で一時、騒然としました。警察と消防が実況見分を行い火事の原因を調べています。

岡山・美咲町で住宅全焼 1人やけど
8日夜、岡山県美咲町で住宅と倉庫を全焼する火事がありこの家に住む男性が手に軽いヤケドをしました。8日午後10時40分頃、美咲町の農業、三舩寛文さん(65)の住宅から出火しました。火は木造2階建ての住宅と平屋建ての倉庫、合わせて200平方メートルを全焼し約1時間半後に消し止められました。この火事で三舩さんが消火作業中に手に軽いヤケドをして病院で手当てを受けています。三舩さんは65歳の妻と2人暮らしで妻は逃げ出して無事でした。三舩さんによりますと肥料に使う、下草を焼いた灰を住宅の近くに置いていてこの残り火が建物に燃え移った可能性が高いということです。警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。