<巨人2-3阪神(8日)>巨人・澤村が一発に泣いた。8日の阪神戦(東京ドーム)に先発し4回までパーフェクトに抑えるなど、7回まで無失点。ところが8回に伊藤隼に2ランを浴びた。
試合は「なんとか投手戦に持ち込みたい」前日語ったとおりの展開となった。四球を出しながらも要所を抑える阪神・榎田に対し、澤村は直球主体で完全に試合を“制して”いた。2回にはマートンを内角高め146キロで右飛。新井良を真ん中高めのツーシームで遊ゴロ、2球で仕留めると、3試合連続本塁打中の新井貴には徹底した内角勝負に出た。フルカウントとしながらも最後は真ん中149キロで空振り三振。かつて澤村が目標として掲げていた「制圧」の名にふさわしい投球だった。
気がつけば4回まで完璧。7回途中までパーフェクトだった4月25日のDeNA戦(岐阜)をほうふつとさせたが、5回表先頭のマートンに二塁強襲ともいえる内野安打を許した。前回はここから崩れたが、次の新井良を遊併殺打。気持ちを切らさず後続を断った。しかし、8回二死から日高に四球を与えると、伊藤隼への4球目、真ん中へスーッと入っていったスライダーを振りぬかれた。
打線は榎田にほんろうされた。村田打撃コーチは「ボールが高めに集まっているところを狙え」と指示したが実らなかった。5回には二死満塁と絶好のチャンスを迎えたが、村田は高めの釣り球に手を出し遊ゴロ。結局、虎の若き左腕を7回まで投げさせてしまった。8回には村田が2番手・福原から5号ソロで1点差とすると、9回には相手守護神・久保を攻め二死三塁とし、坂本が値千金の適時三塁打で同点とした。ところが延長12回、マシソンがトラの代打の神様・桧山に適時打され、反撃できないままゲームセット。巨人は今季2度目の同一カード3連敗で、2位とのゲーム差は2・5となった。
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