<広島3-2DeNA(8日)>広島の大竹が8日、DeNA戦(マツダ)に先発。背中の張りから復帰したベテラン右腕は持ち前の粘り強い投球で8回まで無失点ピッチング。疲れが見えた9回に2点を失ったが、試合をきっちりとつくった。打線は初回、広瀬の適時打で先制すると、5回一死満塁のチャンスに絶好調の岩本が適時打を放つなど、力投の大竹を効果的に援護した。久々に投打かみ合う展開で連敗を5で止めた赤ヘル軍団。この勝利をきかっけに、反攻に打って出る。
復帰登板となった大竹が完璧な投球で連敗の嫌な流れを断ち切った。2回一死三塁をしのいで勢いに乗ると、5回無死一、二塁のピンチも空振り三振、遊ゴロ、空振り三振と見事なピッチングで切り抜けた。
4月25日のヤクルト戦に登板した2日後、背中に張りを訴え、ローテーションを1回飛ばして回復に務めた。その際に「下半身が硬くて上半身に頼っている形になっていた」と反省し、練習では四股を踏むようなストレッチを取り入れることによって、下半身をしっかり使った投球を心掛けるようになった。おかげでこの日、直球の最速が147キロを計測。さらにパワーアップした姿を披露した。
打線は初回二死三塁で4番・広瀬が中前打し先制する。5回には一死満塁のチャンスに岩本の適時打と相手のミスで2点を追加した。
岩本は「初回のチャンスで打てなかったので(打ちたかった)。飛んだコースがよかったです」と控えめだったが、今季初スタメンから3試合連続で適時打をマークするなど絶好調だ。二軍スタートからはい上がった若き大砲が赤ヘル打線をけん引している。
6回以降も大竹は危なげない投球を披露。9回に2点を奪われて2009年の10月10日巨人戦以来となる完投は逃したが3勝目をマーク。チームは連敗を「5」で止めたものの、まだ借金は5。この白星を反攻のきっかけとしたいところだ。
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