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ダブル国民栄誉賞が縁…長嶋さんと松井氏故郷が“観光タッグ”

松井氏がモデルとなっている能美市の観光看板
松井氏がモデルとなっている能美市の観光看板
Photo By 提供写真

 ダブル国民栄誉賞が縁で行政タッグを組む。松井氏の故郷である石川県能美市が、長嶋氏の故郷である千葉県佐倉市に向け観光交流のオファーを出していることが分かった。同市関係者が「(佐倉市と)観光パートナーシップのような形を結べればいい。観光面でPRしたい」と明かした。

 直線距離で約340キロ離れている両市は、すでに交流を開始している。今月3〜5日に能美市で開催された「九谷茶碗まつり」で、佐倉市の観光パンフレットを配置。佐倉市も今月18、19日に開催予定の「佐倉モノづくりフェスタ2013」で能美市の観光パンフレットを配置する。能美市関係者は「お互いの故郷の行政が連携することで、松井さん、長嶋さんに喜んでもらいたいというのが趣旨」と話した。

 能美市は現在2014年度末の北陸新幹線・金沢駅開業を見据え、市の観光の将来像を定めた7カ年計画「能美市観光ビジョン」をまとめるなど観光誘致に熱心に取り組む。松井氏がモデルの大型観光看板も今月2日から地元JR寺井駅で掲出されている。また、佐倉市も2日から市内施設で「おめでとう!長嶋茂雄写真展」を12日まで開催中。長嶋氏、松井氏同様に、今度は佐倉市、能美市が「師弟関係」を結ぶ。

[ 2013年5月9日 09:50 ]

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