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【芸能・社会】堂本剛 カバーアルバムリリース ついに決断 横浜で発売記念ライブ2013年5月9日 紙面から 人気デュオ「KinKi Kids」の堂本剛(34)が8日、横浜市の赤レンガ倉庫内のレストラン「モーション・ブルー・ヨコハマ」で、この日発売の初のカバーアルバム「カバ」のリリースを記念したミニライブを開いた。ジャニーズ所属タレントが、事務所の垣根を越えてカバー作品をリリースするのは初めて。ライブに先立ち、剛は本紙などのインタビューに応じ、作品に対する思いを熱く語った。 「僕はジャニーさん(ジャニー喜多川社長)から『変化球を投げ続けるタレントになれ』と言われてきました。はやっているものを追いかけるのはその精神に反する。だからこの種類(カバー)のものは違うと判断してやってきませんでした」 所属レコード会社からカバーアルバム制作の企画を数年前から持ちかけられていたが首を縦に振らなかった。歌詞に込められた言葉を自分の作品として大切に伝えるには、あまりにも重い責任を感じてしまうからだった。 喜多川社長に勧められ、シンガー・ソングライターとしてソロ活動を始めて今年は10周年の節目。自分の音楽に影響を与えたり、親交を深めたアーティストや周囲へ10年分の感謝の気持ちを込め、ついに重い腰を上げた。 収録曲は、小学校6年生のとき、小遣いで初めて買ったCD「はじまりはいつも雨」(ASKA)や、姉が大好きな「I LOVE YOU」(尾崎豊)、セルフカバー曲「街」(通常盤のみ)など。自身の楽曲も入れたため「準カバーアルバム」という位置付けとし、タイトルを「カバ」に。CDジャケットでは剛自身がカバのかぶり物をかぶっている。 かつて大好きな母と一緒にカラオケに行ったとき「あなたがカバーアルバム出せばいいのに」と言われ、「人さまの大切な歌をやすやすと歌うメンタルはない」と拒否したことがあった。 その母は今「夢がまた一つかなった」と喜んでいるという。12日は母の日。作品で親孝行できた剛は「お母さんが年明けから『一緒にカラオケに行きたい』と言ってるので、行ってあげたいと思います」とニッコリ。 シンガー・ソングライターへの道を与えてくれた喜多川社長への感謝も忘れない。「僕ら(所属タレント)を通してかなえたい夢はいっぱいあると思う。僕を使ってこれからも変化球をどんどん投げてほしい」と話した。 ◆「街」など4曲披露イベントには約1万5000通の応募から選ばれた50組100人のファンが参加。生バンドを従えた剛はアルバム収録曲から「はじまりはいつも雨」や「街」など4曲を披露した。大切な人への感謝の気持ちを込めたアルバムであり、母の日が近いことからファンにはカーネーションの花一輪がプレゼントされた。 ◆幻の楽曲も音源化「カバ」の初回生産盤には18歳で初めて作詞作曲した「優しさを胸に抱いて」が収録されている。同曲はフジテレビ系「LOVE LOVEあいしてる」の番組内でのみ、剛が披露した幻の楽曲。2番の歌詞を昨年書き加えて初音源化し、33歳(当時)と18歳の自分のコラボレーションが実現した。剛は「過去の思い出がよみがえってきて、楽しい時間を過ごせました」とレコーディングを振り返った。 PR情報
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