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【大リーグ】

ダルビッシュのライバル!? メッツのハービーが9イニング1安打

2013年5月9日 紙面から

◇メッツ1−0ホワイトソックス

 ダルビッシュにとって、この男が“世界一の投手”を争う一番手かもしれない。メッツのマット・ハービー(24)は7日、地元ニューヨークでのホワイトソックス戦に先発。試合直前から序盤まで鼻血に悩まされながら、7回2死までパーフェクト、内野安打1本を許したのみで9イニング無失点、12奪三振の快投を演じた。メッツは延長10回に1−0でサヨナラ勝ちし、ハービーに勝敗はつかなかった。

 惜しかった。7回2死、リオスの三遊間への緩いゴロに遊撃テハダはジャンピングスローで一塁送球も、あと半歩及ばずセーフ。この瞬間、球団史上初の完全試合の夢は断たれた。それでも、球団公式サイトによれば、ハービーは「野球だから、こんなこともある。テハダは最高の守備でベストを尽くしてくれた」と恨み言はなかった。

 最速98マイル(約158キロ)の快速球を中心に140キロ超のスライダーとチェンジアップは抜群の制球で、結局9イニングで許した走者は1人のみ。今季5勝目こそならなかったが、防御率はダルビッシュの2.56のちょうど半分の1.28となった。

 

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