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総連本部落札の最福寺「代金支払い困難」池口恵観法主明かす

「代金支払い困難」会見する池口恵観法主
総連本部の土地、建物を落札した代金を、納付期限の10日までに支払うのは困難な状況だと明らかにした最福寺の池口恵観法主
Photo By 共同 

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地、建物を落札した宗教法人最福寺(鹿児島市)の池口恵観法主(76)は8日、最福寺で取材に応じ、代金を納付期限の10日までに支払うのは困難な状況だと明らかにした。

 池口法主によると、50億円の融資を受ける計画で10数社の金融機関と交渉していたが、断られたり、高い金利を設定されたりして、資金調達のめどが立たなくなった。

 まだ交渉が続いている相手があるとして「1%にかけて、最後の最後までやる。できなかったら、仕方ないが断念する」と話した。

 池口法主は、朝鮮総連が融資元を紹介する案もあったことを明らかにしたが「総連に建物から出ていってもらえなくなるから、一切だめだと断った」と話した。

 最福寺が所有権を得た後で総連はいったん退去させ、移転先が決まるまでの間、国の許可を得た上で総連に貸し出す予定だったという。

 最福寺は3月26日の開札で、約26億6800万円の売却基準価格に対し、45億1900万円の最高価格を付け落札した。今月10日までに代金を納付しなければ、最福寺の落札資格は取り消され、競売手続きは仕切り直しになる。再入札には参加できず、既に支払った保証金約5億円も没収される。

[ 2013年5月9日 06:00 ]

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