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解決済みの質問

質問:No.6410906
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核武装論の無意味さ
仮に日本が核武装したとすると、NPT(核不拡散)、日米原子力協定、IAEAなど条約破棄となり、ウランやプルトニウムなど核燃料の供給が完全にストップすることになります。
核燃料の供給がストップすれば、核兵器の製造はもちろんのこと、電力供給の30%を占める原子力発電にも支障をきたし、国民生活やその他の製造業にも影響を与えることになります。

これは、唯一の被爆国といったような感情的問題以前の致命的問題だと思いますが、某世論調査では「核武装について議論すべき」と答えた人が6割近くいるようです。
致命的問題を抱えたまま議論しても現実不可能な空想論となるだけで何の意味も無いと思います。どうせ空想論ならばもっと面白い仮定、例えばガンダム部隊を配備すべきかどうか、について議論したらどうでしょう。バカバカしいので私は参加しませんが。

致命的な問題を抱えたまま核武装について議論することに何か意味があるのでしょうか。
投稿日時 - 2010-12-27 20:34:36

質問者が選んだベストアンサー

回答:No.5
まあ、既に他の回等を見ての通り、知識不足の部分でしょうね。

核燃料については超厳しい査察が定期的に行われているので、隠れて研究開発が難しいこと。
そもそも日本にある核燃料は、量自体は多くても、純度が低すぎて核兵器に転用することはかなり難しいということ。

また、核シェアリングが行われているのは実際にはNATO各国なので、日本もシェアしてもらうんだったらNATO並みの軍事貢献(PKFなど)を求められるであろうこと。
しかも核兵器の運搬手段は被提供国持ちなので、ミサイルも無ければ戦闘機で北朝鮮や中国まで行って帰ってこられない現状の日本ではあまり意味が無いこと。
更に起動コードは結局アメリカ持ちなので…… しかも現在は戦術核ぐらいしかシェアされてないのに…… だったらまだ日本近海にアメリカの原潜がうろちょろしてくれてた方が……


議論するのは良いですが、そのあたりを踏まえた上で議論してほしいです。


まあ、数年前に北朝鮮が核実験を行った際、「核保有の議論もするべきだ」と国会議員が言っただけでライス長官が慌てて日本に来て、「日本はアメリカの傘の核で守る」と明言しましたし、中国も北朝鮮に釘を刺したようなことがありました。
このように、日本はその立場や技術力を持って、うまく外交してくれればいいと思うのですけどねぇ。(MD推進は必須として)
そういった全てを踏まえた核カードの使い方の議論であれば、大賛成です。
投稿日時 - 2010-12-27 23:56:28
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お礼
確かに、核武装するかもしれない、というのは外交カードになるかもしれません
ありがとうございます
投稿日時 - 2010-12-28 17:50:39
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ベストアンサー以外の回答 (8)

回答:No.8
現実性に欠けていても仮定の議論くらいはしておくべきでしょう。
NPT体制が永続するという保障もありませんし。

非武装平和主義にせよ核抑止平和主義(あるいは国威発揚主義)にせよ、ご指摘のとおり今の日本の情勢ではいずれも空想論に違いはありませんし、この双方が議論しても全く噛み合わない空論空議ですが、判りやすい空想論なり感情論の坩堝の中から一定の相対化された現実的な中間論が形成されるのはよくあることだし世論形成の重要なプロセスです。(最初から現実と学理をわきまえた相対的な議論が可能なら近代史はいたって平穏だったはずです)
あるいは、非合理な極論が時代変革のきっかけになることもあるでしょう。世の箴言はたいてい極論です。

むろん、核不拡散条約を捨てて短期長期いずれかのスパンで国策上のリスクが低減できるという主旨の納得できる理屈にお目にかかったことが無いのは事実ですが。
投稿日時 - 2010-12-28 16:39:12
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お礼
ありがとうございます
投稿日時 - 2010-12-28 18:01:34
回答:No.7
 本来、核兵器保有について、議論すること自体が無意味だとは思えない。

 しかし、政治・軍事の議論は、「現実」を冷静に見据えて、国家をどういう方向に運営していくかという戦略の延長上にある。

 現状の核議論は、お台所空想平和主義と軍備拡大国亡主義という『平和ボケ』をした人たちが、日本の外交戦略・国際政治を議論することなく、いきなり「核兵器保有」是か非かという議論を始めてしまう現実がある。
 このような議論しかできないなら、無意味であるというにとどまらず、日本の未来を見据えた政治戦略を議論することを妨害してしまうという意味で、有害であると思える。

<参考1>
 政治支配圏の中で国家運営がある程度可能であった第二次世界大戦前までは、一国の国家戦略がある程度国家単独の利害のもとで形成されてきたが、経済圏が国家の枠を超えて広がってしまった現在では、一国家の利害をもとに国家戦略を作ること自体が不可能となっている。

 国防だけを見ても、世界最大の軍事大国アメリカでさえ、日本やヨーロッパ諸国などにアメリカの軍事世界戦略に基づいた軍事力整備を求め、アメリカの軍事費を少なくしようとしているし、最近ではイギリス・フランスが核兵器・空母の維持費を削減するために、広範囲な軍事協力条約に調印している。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/458712/

 日本の核武装について論議するなら、その前提に『集団的自衛権』をどのように取り扱うかを決めないと、「核武装の方向性」が決まらなくなる。

<参考2>
 現実の技術論として、日本は地球の静止衛星軌道に数トンの重さの人工衛星を打ち上げる能力を持つHIIロケットを持っており、兵器としての効率を無視した力技でよいなら、10トン程度の原爆弾頭を付けた大陸間弾道弾を他国に打ち込む能力を持っており、低濃縮の核燃料も現在の設備である程度処理すれば、爆弾にすることはできる。(=潜在的核兵器保有国)
 尚、この程度の「原子爆弾」では、実際に作っても軍事的には大した意味を持たない(軍事的には、既に原爆保有国と同等)にもかかわらず、国際政治的には大問題となってしまうから、現実的ではないとは言える。

<参考3>
 戦術核兵器の可否
 他国への攻撃に使用するのではなく、大規模な敵の侵攻に対して使う、使用可能な核兵器の保有はどう考えるか。
 燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾)を配備すれば、戦術核は不要か?
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Afghan/airbomb_resource.htm
投稿日時 - 2010-12-28 08:41:46
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お礼
ありがとうございます
投稿日時 - 2010-12-28 18:01:23
回答:No.2
そういう人は、「核燃料が手に入らなくなる」という事態になることを知らんのですよ。
金さえ出せばイエローケーキなんか簡単に手に入ると思ってるんでしょうね。

あるいは、海水からウランを抽出する研究とかを進め、核燃料自給をすればいい!とかファンタジーな想像をしてるんでしょう。

あるいは高レベル放射性物質をバラ撒く「汚い核兵器」のことを言ってるのかも。
それにしたって敵の中心部に浸透攻撃できる手段が必要で、日本にはないですし。

いずれにしろ頭悪い人たちですな。
投稿日時 - 2010-12-27 21:22:09
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お礼
確かにファンタジーですね
ありがとうございます
投稿日時 - 2010-12-28 17:49:24
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