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ユーロドルは1.3185ドルへ、大口売り・ストップ買いこなす (5/8 23:49)
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明日の戦略
5/8 16:26
SQを前にボラティリティが上昇 バイオ関連物色は東証1部に飛び火
 良好な外部環境から前日大幅高の反動もなく、全体相場はポジティブに推移した。また、決算発表を材料に商いが手掛けやすくなっているようで、東証1部の売買代金は3兆3258億円と6営業日ぶりに3兆円を突破した。加えて、週末のオプションSQを前に権利行使価格14500円を意識した買いが入ったとの声も聞かれ、先物市場は118353枚と7日(76600枚)から大幅に増加。日経平均の動きは連休前(4/30〜5/2日の上下値幅は62円〜143円)から、前日が245円、本日が235円と拡大しており、清算日前の明日も仕掛け的な動きがありそうだ。

 新興市場ではバイオ関連が引き続き人気しているが、東証1部にも飛び火している。宝HDは子会社タカラバイオの急騰から、4/23以降の8営業日で含み益は約2000億円に拡大したことを好感して連続ストップ高となった。テクノメディカやニプロ、JMSなど特に材料は出ていないものの、軒並み10%超の上昇率を記録。政府の成長戦略として「再生医療」が位置付けられているが、先駆して物色された新興市場の関連銘柄に過熱感があるだけに、東証1部にある関連銘柄へ短期資金が徐々にシフトしているとの印象を受ける。
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後場概況
5/8 16:23
日経平均は連日で年初来高値を更新 業績を手掛かりに選別物色が進む
 8日の東京市場は日経平均、TOPIXともに続伸。史上最高値を更新した米株高を受けて買い先行で始まった。為替相場が円安に振れたことを支援材料に幅広い銘柄に買いが入り、指数はじり高基調を辿った。後場にかけては先物主導で一段高となり、日経平均は14421円まで上昇。連日で年初来高値の更新となったが、後場中頃からは利益確定売りに押されて上げ幅をやや縮めた。個別では、今期見通しが市場予想を大幅に上回った綜合警備保障、割安感が指摘されシティ証券が目標株価を引き上げた富士フイルム、子会社タカラバイオの株価上昇で含み益期待の宝HDなどが人気化した。売買代金上位にはトヨタ、ドワンゴ、アイフル、東芝、ソニーなど。業種別では、値上がりはガラス・土石、保険、精密機器、建設、機械など。値下がりは不動産、水産・農林、その他金融、石油・石炭、空運などが上位に並んだ。

前場概況
5/8 12:02
続伸 保険株が買われ不動産株に利益確定売り
 8日前場の東京市場は続伸。小高く寄り付いた後も底堅く推移し、徐々に上げ幅を拡大して前場の取引を終えた。業種別では、保険業、ガラス・土石、精密機器が値上がり率上位となった。一方で、不動産業、空運業、水産・農林の3業種が値下がりしている。売買代金上位は、東芝、ドワンゴ、ソニー、ソフトバンク、トヨタなど。

 NYダウの史上最高値を受けて、朝方の東京市場は堅調。日経平均は14300円台まで上値を伸ばした。東証1部の値上がり銘柄数は1209、値下がり銘柄数は402となっており、買いが優勢。規模別株価指数はすべて上昇した。ドワンゴ、富士フイルム、シャープが高く、ユーグレナ、東芝、三菱地所が安い。米株高を好感して買い先行となった。一巡後はもみ合いとなるも、為替相場が円安方向に振れたことをきっかけにじり高にむかった。前13.3期業績が会社予想を下回ると観測された東芝が売られた一方、前13.3期の業績予想を上方修正した東京海上HDが買われるなど、決算発表が本格化するなか業績動向に敏感に反応する動きが鮮明となっている。後場には三菱商事など商社株の一角、大引けではトヨタ自動車が決算発表を控えており、これら主力銘柄決算の見極めが続く。日経平均は14300円台まで上値を伸ばした。後場は心理的な節目の14500円まで上伸となるかが焦点となる。

今日の相場見通し
5/8 7:56
決算銘柄への短期選別物色か 地所のもち合い放れの方向は?
 東京市場は前日の買いの勢いは続こうが、大幅上昇のあとだけに買い一巡後は伸び悩む展開が予想される。米雇用統計発表後の円売り圧力はやや後退しており、利益確定売りに押される輸出関連が目立ちそうだ。そういったなか、三菱地所(8802)が決算を受けて、株価のもち合いをどちらに放れるか。期待先行で買われた内需株の筆頭だけに市場全体のムードに影響を与える公算も。一方、前日売買代金トップのソニー(6758)は出遅れ電機株として注目度が高いほか、OKI(6703)などにも注目したい。

 日経平均の予想レンジは14200円−14280円。短期的な上値メドとして、金融危機後の安値を起点としたV計算値14518円処、短期的な波動から得られる14765円処(4/2安値〜4/11高値までの上げ幅を4/18安値から上げたN計算値)などがある。1992年以降の長期の相場水準(1992年8月安値14820円、1995年6月安値14517円、2001年5月戻り高値14421円、2008年6月戻り高値14489円)にも近く注目される水準だ。基調に変化が生じやすいのは、5/7、10、21、6/3、17などがある。

 7日のダウ平均は87.31ドル高の15056.20ドルと再び史上最高値で取引を終えた。ECBによる利下げに続き、オーストラリアによる利下げを受け、世界的な金融緩和政策への期待が相場を押し上げた。
 NASDAQは3.66ポイント高の3396.63ポイント、S&P500は8.46ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ70円高の14230円、ドル建ては115円高の14275円で終えた。

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マーケットデータ
終値
日経平均 14,285.69 +105.45
日経平均先物 14,260.00 +100.00
TOPIX 1,194.34 +5.77
TOPIX先物 1,190.50 +5.50
東証2部指数 3,399.15 +25.35
JASDAQ 2,100.64 +14.49
マザーズ 1,029.85 +32.74
ドル/円 98.95 -0.05
ユーロ/円 129.73 +0.25
10年国債 0.60 0.00
5月8日 15:17 更新
出来高
東証1部 3918280 3325864
東証2部 133180 19934
JASDAQ 201637 275076
5月8日 15:17 更新