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'13/5/7

空港バス再開7月以降 呉市


 呉市中心部と広島空港(三原市)を結ぶ定期バス路線の再開が7月以降にずれ込みそうだ。当初は5月中に再開する案もあった。市は関係機関との調整に予想以上に時間がかかったと説明している。

 市、運行する広島電鉄(広島市中区)や市民たちでつくる市地域公共交通協議会が再開を承認。広電は4月23日に広島運輸支局に路線新設を申請した。同支局によると、順調に進めばおおむね1カ月で認可が下りる。市などは認可が下りれば、1〜2カ月のPR期間を経て運行する。

 空港バスは利用が低迷し、2011年3月末に廃止となった。12年4月に東広島呉道路が部分開通し空港との所要時間が短くなったこともあり、市は再開を決定。広電は1日7往復、片道1300円(往復2200円)での運行を計画し、市などが年間赤字額を負担する。

 市や航空会社、広電などでつくる実行委員会はビジネス、観光客の利用促進に向け、広島空港との発着便が多い東京でのPR方法を検討している。市交通政策課は「多くの人に利用してもらえるよう準備し、できるだけ早く再開したい」としている。




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