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米韓合同軍事演習に原子力空母参加も5月6日 15時32分
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北朝鮮がアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習の中止を求めているのに対し、韓国国防省は6日、「米韓連合軍がある限り演習は続く」としたうえで、近くアメリカ海軍の原子力空母も加わった合同演習を実施する見通しを明らかにしました。
北朝鮮は韓国と共同経営し、現在、閉鎖の危機に直面しているケソン工業団地の操業再開について5日、韓国側に対し、米韓合同軍事演習などの敵対行為を中止するのが条件だと求めました。
これに関連して韓国国防省の報道官は6日、記者会見で、弾道ミサイルや局地攻撃など北朝鮮の軍事挑発に対する警戒態勢を今後も維持する必要があるとしたうえで、「米韓連合軍がある限り演習は続く」と述べ、今後もアメリカ軍との合同演習を実施していく考えを強調しました。
さらに報道官は「原子力空母は毎年、韓国にやってくる。去年は6月だったが、この機会を利用して必ず訓練をする」と述べて、アメリカ海軍の原子力空母「ニミッツ」を中心とする部隊が近く韓国に入港し、韓国軍との定例の演習に参加するという見通しを示しました。
6日の韓国側の発言は、北朝鮮の揺さぶりには応じず、挑発を力で抑え込む立場を明確にしたもので、北朝鮮側がこれに反発して再び緊張を高める言動に出ることも懸念されます。
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