2013年05月06日

フリーメイソン その11 「フリーメイソンのすべて」より

手元にある本は創元社の出版によるもので、
「フリーメイソンのすべて」というタイトルがついている。
(W・カール・マクナルティ著、武井魔利訳)

残念ながらこの本にメイソンのすべては書かれていないが、
ただ、数多くのメイソンに関わる写真が掲載されている。

その豊富さにおいては、
国内でフリーメイソンについて書かれた本の中ではNO.1のものであろう。


スコティッシュ・ライト(スコットランド儀礼)系のロッジにおける集合写真が出ている。
古代ユダヤのソロモン王を中心に、全員が当時のユダヤ人の衣装を身につけて紛争し、
儀式を行っていたようだ。
まるでアラジンやアリババと40人の盗賊たちの記念撮影みたいだ。
(実際に似たようなものだと思うが)

zazzaleというサイトで、同じ写真がポスターとして売られている。

アングロサクソンロッジ1902年

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また、この本にはジョージ・ワシントン・ナショナル・メソニック・メモリアルで行われた壮大な式典の模様を写した写真も掲載されている。


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この写真を見ると、メイソンがどれほどアメリカにおいて力を有しているかが伺える。
残念ながらこちらの方は写真がネットには掲載されていない。
(この写真を見てこの本の購入を決めたのだが、安サラリーマンの財布にはちょと堪える5,000円近い値段だった。まあ、国書刊行会が出すクロウリー等の本と比較すれば安い気もする)




英語圏フリーメイソンの中心地、イングランド連合グランドロッジの写真

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ヨーク・ライト(ヨーク儀礼)のチャプター(支部)の記念バッジ。
しっかりとユダヤ=イスラエルのシンボルであるダビデの星が中心に描かれている。
フリーメイソンがユダヤ人の世界王国作りに貢献したことは言うまでもない。
フリーメイソンの儀礼はユダヤ教神秘主義カバラに則っている。


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マスターメイソン(親方)の参入儀礼で使われる薄気味悪いトレーシングシート。
参入者はこの上に横たわり、
メイソンに関する上位の知識を与えられる。
図にあるように個人としての魂が悪魔の霊と一体化され、
その結合は永遠に解かれることはないと言われている。


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ロイヤル・アーク・マリナー・ロッジのペンダント、
アークはユダヤの契約の箱を意味するだけではなく、
(ノアの)方舟、すなわち神の約束を意味する。

方舟の上でオシリスの眼が世界を監視している。
聖書の神は人類を滅ぼすために大洪水を起こした。
最近の研究で、大洪水とは大戦争のことであるという根拠がいくつも見つかっている。


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アメリカ連邦議会議事堂の定礎式をフリーメイソンの正装で執り行う初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントン。

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シークレット・モニター結社の徴章。
二代目ユダヤ王ダビデと、その敵であった初代ユダヤ王サウル王の息子ヨナタンとの友情を基盤とする結社だという。兄弟愛と真の友情を説くとする。
家族よりメイソンの友情が優先されるという良い一例。


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科学者とメイソンという両方の立場を示すコンパスを手に仕事を行うジェイムス・ワット。
ジェイムスはユダヤ人ヤコブの現代名。


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フリーメイソンのロッジの床はなぜ白と黒の市松模様なのか、
それは人間の生と死を現している。
「人間は死を受け入れなければならない」
という彼らの基本的な信条を現している。
これんいついては神風特攻隊を思いすと良い。


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こちらは、おまけ。
同じく創元社が出版したリュック・フォンティーヌ著、お馴染み吉村正和監修の本「フリーメイソン」から、イギリス王エドワード7世の息子アルバート・ビクター、
王位継承権は父に継ぐ位置にあったが肺炎で死亡し、弟が父の後を継いだ。

どこから見ても白人には見えない。
中東系ユダヤ人、または黒人系かもしれない。
イスラム教徒に多い顔。
ヨーロッパのいわゆる黒い貴族。
メイソンの正装で父とともに写真に写っている。

なぜイギリス王が中東系なのかーという良い例のひとつ。
現在のタイ王室が中国系華僑に乗っ取られている様に、
外国から来た王様は、国民の幸福に関心を持たない。
そして「無慈悲な侵略戦争」にも躊躇しないであろう。
大英帝国がどのゆに成立したか、思い出して欲しい。
彼等はオデュッセウスと同じ海賊であった。


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Posted by たんぽぽ at 23:08  | フリーメイソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする