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【プロ野球】

マエケン 初黒星 菊池3失策 足引っ張られた

2013年5月8日 紙面から

◇DeNA7−3広島

2回表 無死満塁のピンチに顔をしかめる広島の先発・前田健

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 DeNAが今季初の4連勝で勝率5割とした。2回に2失策に乗じて3点を先行。4回の荒波の犠飛など加点も着実だった。新人の井納が6回途中3失点で初勝利。広島は自滅で失点を重ね、5連敗。前田健が5イニング4失点で今季初黒星。

 広島は今季初の5連敗。借金もワースト6に膨らんだ。開幕から無傷の3連勝中だった前田健が、5イニング3安打4失点(自責点1)で今季初黒星。エースでもチームの連敗を止めることはできなかった。

 1回は3者連続三振と好スタート。この回を無失点で終え、2008年にマークした自己最多の23イニング連続無失点を1イニング更新した。しかし2回、無死満塁のピンチを招くと、菊池の適時失策で3点を奪われた。「ミスはあったけど、その前に満塁にしたことが良くなかった。カバーしてあげられなかった」。不運な失点にも言い訳は一切せず「先頭打者に四球OKという野球はない」。制球が定まらずブランコに四球を与えた自分を責めた。

 右腕の張りで出場選手登録抹消からの復帰登板となった1日の阪神戦(甲子園)は、7イニング4安打無失点と好投した。そこから中5日での登板。「体は大丈夫。悪い流れを止めたかった。次はもっと長いイニングを投げないと」。その言葉に大黒柱としてのプライドがにじんだ。 (市尻達拡)

 

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