パトカー追跡、車衝突 1人死亡、運転手逮捕 掛川

(2013/5/6 7:54)
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 4日午後11時5分ごろ、掛川市本郷の市道で、乗用車が道路脇の電柱に衝突し、助手席の会社員の女性(18)=袋井市下山梨=が頭を強く打ち死亡した。掛川署は、運転手の呼気から基準を超えるアルコールを検出したとして5日、自動車運転過失致死と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで掛川市原里の会社員の男(25)を逮捕した。
 同署によると、容疑者は4日午後11時ごろ、市内の県道交差点で警察官に職務質問をされた際、車を急発進させ、赤信号を無視して逃走。署員はパトカーで1キロほど追跡したが、乗用車が停止の求めに従わずスピードを出していたため、危険と判断し中断。そこから約1キロ先の市道で乗用車が電柱に衝突しているのを発見した。
 事故現場は緩やかな右カーブ。同署は、乗用車が曲がりきれず道路外へ飛び出した可能性があるとみている。付近の住民男性(54)は「突然雷のような衝撃音で飛び起きた」と当時の状況を話した。
 同署の藤田利彦副署長は「詳細は調査中だが、現時点では適切な追跡だったと考えている」とコメントした。

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