2013年 5月 7日 |
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GW 曜日配列が交通機関にも影響
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今年のゴールデンウィークは曜日配列で休みが前半・後半に分かれましたが交通機関にもその影響が出たようです。JR西日本岡山支社によると先月26日から今月6日までの11日間、新幹線と在来線の特急を合わせた利用者の数は168万5000人で去年を2%下回りました。連休の間に3日間の平日があり、長期休暇が取りにくかったためと見られています。JRによりますと近距離での利用が多く、春の瀬戸内国際芸術祭が開催された玉野市の宇野駅と美作国建国1300年記念事業が開かれている津山市の津山駅では切符の売り上げ枚数が去年と比べ大きく伸びました。また高速道路の5キロ以上の自然渋滞は岡山県で7回、香川県で9回ありました。最も激しい渋滞は5日夜、山陽道の鴨方IC付近で18.9キロ。一方、香川県内では5日昼の高松道の津田東IC付近で12.9キロの渋滞ができました。
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GW期間中 岡山・香川の事故まとめ
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ゴールデンウィーク期間中、岡山、香川で交通死亡事故が相次ぎました。岡山県内では6人が犠牲となり過去10年間で最も多くなっています。岡山県警によりますと先月27日からきのうまでのゴールデンウィーク期間中、県内で発生した人身事故は291件で去年より9件増えました。このうち死亡事故は5件で過去10年で最も多い6人が犠牲となりました。今月3日には美作市真加部の県道で18歳の男性6人が乗った乗用車が道路脇のガードレールと電柱に衝突し2人が死亡、4人が重軽傷を負うなど自損事故で若者3人が死亡しています。これを受け岡山県警では「スピード違反などの取り締まりを強化して事故抑止につなげたい」と話しています。一方、香川県内では去年より41件少ない168件の人身事故がありました。このうち今月1日には高松市国分寺町で軽乗用車がため池に転落し、71歳の女性が亡くなる死亡事故が1件起きています。
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芸術祭終了後もGW好調 夏へ船増便
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瀬戸内国際芸術祭の会場が好調です。春の開催が終わってもGW期間中、観光客が大勢訪れました。香川県は7月の夏の開催では船を増便します。春の芸術祭が終わったにも関わらずGWの10日間、直島や小豆島は春開催最初の10日間を上回る観光客が訪れました。香川県は観光シーズン本番となる7月20日からの夏の芸術祭では高松と直島・豊島を結ぶ旅客船や高松と女木島・男木島を結ぶフェリーを春よりも増便します。このほか島内のバスの増便も合わせて行う予定でより多くの人がスムーズに芸術祭を楽しめるよう取り組んでいきたいとしています。
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玉野光南高教諭 保護者かたり虚偽電話
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玉野市の玉野光南高校の男性教諭が保護者の名前を語り県教委などに対し部活動での体罰について学校が隠ぺいしているなどとした嘘の報告をしていたことがわかりました。嘘の報告をしたのは玉野光南高校に勤務する52歳の男性教諭です。学校などによりますとこの男性教諭は今年2月から4回に渡って生徒の保護者を名乗って県教委に電話し、運動部での体罰について学校が隠ぺいしているなどと報告したということです。男性教諭は3月にも知事や教育長宛てに校長の罷免などを求める文書を郵送していて、かかってきた電話番号から男性教諭の行為と分かりました。体罰は顧問が生徒の髪を引っ張るなどの行為で学校が2月上旬に県教委に報告し厳重注意を受けています。教諭は取り返しのつかないことをしてしまったと深く反省しているということです。県教委は今月10日に男性教諭を処分を決定する方針です。
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必修化柔道の授業でケガ3割増加
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昨年度から中学校で武道の授業が必修化されましたが、岡山県内で授業中に発生したケガの件数は92件と、前の年度と比べ、約3割増加したことがわかりました。7日開かれた県議会の文教委員会で教育委員会が明らかにしたものです。武道の必修化では県内の公立の中学校のうち74校が柔道、78校が剣道、22校が相撲を選択しています。ケガの内訳は、柔道で77件、剣道で3件、相撲で11件、空手で1件のあわせて92件で、必修化されていなかった前の年度と比べ約3割にあたる22件増加しました。最も多かった柔道では前に転がって受け身を取る際に左足の小指の骨を折るなど、骨折が18件、相手と組んでいて転倒し、右手首をひねるなどねんざが17件ありました。県教委ではこれらの事例をもとに、準備運動や受け身の指導を徹底するほか、指導者向けの研修会を開き、事故を防ぐことにしています。
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春の叙勲 伝達式
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長年に渡り様々な分野で社会に貢献した春の叙勲受章者に岡山県庁できょう勲章が授与されました。伝達式では地方自治や厚生労働、消防の分野で功績のあった22人が出席し受章者一人一人に伊原木知事から勲記と勲章が手渡されました。このうち旭日小綬章を受章した笠岡市の石田英人さんは消防団で活動する傍ら1988年から24年にわたり市議会議員を務めるなど地方自治に取り組んだ功績が評価されました。伝達式は来週にかけて国の機関でも行われ岡山県関係者で春の叙勲を受章したのは県内・県外居住者合わせて78人です。
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