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2013年5月7日(火) 19:05 |
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風しん大流行、岡山も注意が必要
三日はしかとも呼ばれる風疹が、全国的に流行しています。 今年4月末までに全国で5000人以上、岡山県でもここ5年で最も多い19人の感染が確認されていて、流行の拡大が心配されています。 感染を防ぐには、予防接種が有効ですが、接種を受けていない世代がいることが、問題になっています。
三日はしかとも言われる風疹は、発症すると特徴的な発疹と共に38度から39度の高熱が続きます。 風疹はウイルス感染するため、流行する可能性がありますが、今年すでに全国で5000人以上の発症が確認されているのです。 現在、風疹の予防接種は、1歳から2歳になるまでと5歳から7歳になるまでの間に、男女共に無料で受けられることになっています。 しかし、1995年までは中学校女子が対象となっていたため当時7歳以上、現在24歳以上の男性は予防接種を受ける機会が少なかったのです。 ただ、風疹は男性より女性、特に妊婦が発症した場合が問題となります。 女性の場合、以前から中学生を対象に予防接種を行ってきました。 しかし1995年、対象が7歳未満に変わったときに谷間の世代が発生しました。 経過措置はとられましたが、現在24歳から31歳までの女性は予防接種を受けていない可能性があります。 しかし、妊娠中は予防接種ができません。 風疹は、家族間で感染する確率も高いため、県や病院は妊娠する可能性がある女性だけでなく、まわりの家族にも予防接種を呼びかけています。
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