ニックネーム:おつる 鶴姫 (洗礼名ジャンヌダルク)
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〜中曽千鶴子ブログ〜 日本シルクロード科学倶楽部副会長 カトリック箕面教会オルガニスト かけはし塾第一期生

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2013年05月04日(土)
川西の高2自殺 いじめと関連性、因果関係 認められない
 川西の高2自殺 いじめと関連性、因果関係 認められない

 今回、マスコミは学校名を出さないという配慮は評価できますが

「川西いじめ自殺 同級生3人を侮辱容疑で書類送検」
と、この第三者委員会が発表をした同じ日にすでにその認定を知りながら、「いじめ自殺」などと報道し、まるで同級生にすべての原因があるかのような印象操作を与える見出しで大々的に報道しているのは問題であります。

私は、この第三者委員会が調査結果を発表した場所に偶然、まったく別の用事で居合わせて、大量のマスコミ、テレビカメラ、マイクを持った報道陣がいるのを目撃しました。
その日に、同級生が書類送検されたというニュースのみ知ったので

川西警察になぜ、マスコミに広報したのか、ようやく落ち着いた高校の
生徒の心をまた傷つけるような事をしたのかと質問、抗議しに行きましたが、川西警察は一切、広報していないということでした。
また、告訴のあり方についても意見を述べました。

その後、川西子供のオンブズパーソン事務局に、上記の件について関与しているのか、マスコミにリークしたのかと電話をしました。

元日教組市長の時に、日教組の元書記長が中心となり、日本で初めてできた、まるまる左派、日教組思想の事務局で、県立の今回の高校の件は
謁見行為なのではと思います。 また条例には「この条例において「子どもの人権案件」とは、本市内に在住、在学又は在勤する子どもの人権に係る事項」とありますから、道義的には亡くなった子供さんにも人権はあるといえるでしょうが、あくまでも条例、法律、行政に関連する
定義であるため、亡くなった子供さんの人権というのは、規程はされていないものの、法的にも、今回の件は介入するにあたらない問題ではないのかという疑問があるのですがこのあたりは難しい問題かと思います。道義や心情、道徳と法律、条例は別問題であるのは、この現代の日本ではしかたのないことです。
今回のケースは言うなれば「子供の人権」ではなく「保護者さんが傷つけられたかもしれない、大人への人権侵害か?否か?」という問題だと思うので、法務局管轄かもしれないなと思います。

子供の人権オンブズパーソンは、おもに賛同し関わるのも日教組関係が
多く、子供を守るというより、予防的ではなく大々的にニュースになった事例に対して事後調査で、結果的に被害のあった子供や保護者に対して救済どころか逆に傷つける場合も過去には多多ありましたが
今の状況はわかりませんので、批判はしません。

が、川西市のこのページを見ても、案内の送付先にしても
明らかに公立の小学校がメイン、中学までという雰囲気で、本来、高校生がこの雰囲気に相談しようというケースはないでしょう。
まして県立学校は、勧告の管轄外であるはずです。
昔、虐待された子の相談をした時、管轄外の県の機関に対しては何も勧告する権限がないとどうすることもできないと言われましたもの。

http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shimin/jinken/kdm_onbs/kdm_onbs3.html

http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shimin/jinken/kdm_onbs/kdm_onbs4.html


私は、亡くなった子供さんや保護者さんのお気持ちもわかるが、その高校の他の子供たちの気持ちや二次被害、人権も考慮するのがあなたたちの仕事ではないのか?あなたたちが何か動き、調査し、報告を出すたびにマスコミがまたテレビなどでニュースにし、ようやく落ち着いた子供たちを貶めることになるのでは、それこそ子供の人権を無視している行為ではないかと話しましたが
「マスコミに今回、発表はしていない、ご意見はうけたまわりました」
との回答でした。

その後、学校のまわりにまたマスコミが押しかけていないか
子供たちが嫌がらせを受けていないかパトロールをしました。

自分の母校、子供の卒業した学校というだけで在校生の保護者でもないのにいてもたってもいられず、行動してしまい出しゃばるのが私の悪いくせです。学校にも逆にご迷惑をおかけしていると思い申し訳ないです

ご遺族のお気持ちを慮るのは大切です。
そしてそれと同時に現在、高校に通う子供たちを守ることも大切です。
私はこのニュースになった同級生の子供たちや、保護者さんが傷つかれないかという心配もしました。

学校は、その後、
事件当時の校長先生は、今回の責任をとり、ご退職され、教頭先生も転勤となり、主任のご担当も変えるという責任をすべてとられています。
そこまでしなくてもと思うほどの責任をとられています。
いじめが原因とは認められないのにも関わらず、ご遺族の方への対応
について、不備があったと責任を取られたのです。
新しい校長先生や教頭先生も素晴らしい方だと思いますが、生徒たちは
やはり、大好きな校長、教頭先生がおられなくなって寂しかったでしょう。私もとてもさみしいです。

それと、この報道では、今回、いじめと自殺の因果関係、関連性は
認められないと報告した第三者委員会を 「学校側」としていますが
別に「学校側」の関係者がいるわけでも、学校側が任命したのでもなく
あくまでも外部有識者の第三者委員会であり、特別、学校側として擁護するような立場でもないのですから、これは読者が勘違いすると思います。

川西警察も「書類送検のニュースに関しても
そのまま受けとらないでほしいし、実際のこととはかけ離れている、
マスコミが書いていることがすべての真実でもない」と
おっしゃっていましたが、やはり報道というのは、
どうしても「いじめ」と関連しているように印象操作したいような
意図が感じられます。 マスコミとはそういうものなんですよね
センセーショナルに書きたてる事で、読者の関心を呼び、読んでほしい買ってほしい、スポンサーつけたい・・・商業主義がジャーナリズム精神を超えているのが現代のマスコミでしょう。

ただ今回の件を乗り越えた、この春の卒業生も在校生も立派です。
みな落ち着いていますし、川西市民ももう、マスコミに傷つけられるのは望んでいません。子供たちを守るのは大人の責任です。
まあ、子供と言っても、受験を乗り越えたしっかりした高校生です。
自主、自立の精神がありたくましい子供たちですから安心です。

今、川西市では、小学校・中学校にいろいろな問題がおきています。
最近、昔のヤンキーや暴走族が多かった時代のように
コンビニやスーパーにたむろしたりする子たちをよく見かけるように
なりました。 子供たちに何がおきているのか、何がそうさせているのか、考えなければいけない状況です。

ただ、今回の高校のまわりで、この高校生たちに出会うと
ホッとします。明るくて礼儀があって、挨拶もしてくれて高校生らしく
のびやかで元気です。

小中の問題では、近隣の保護者さんや地域の方から相談を受けることも多く、姪や甥も通っているので妹からもいろいろ聞いています。
川西の教育をしっかりと考えておられる、ある小学校のOBの校長先生や 日本の経済を支えてこられた川西のご年配の方につねに
ご指導いただき個人的な活動ですが「教育を考える会」も立ち上げています。これからも問題がおきれば、そのような先輩方と連携して
子供たちを守れたらいいなと思っています。

ご遺族である保護者さんには深く哀悼の気持ちがあります。
処罰感情や心の傷からいつか癒される日が来るよう
また子供さんのご冥福をお祈りしたいと思います。


兵庫の高2自殺 いじめ理由否定 
学校側第三者委、川西市側と別判断


産経新聞 5月2日(木)14時44分配信

兵庫県川西市で昨年9月に自殺した県立高校2年の男子生徒=当時(17)=がいじめを受けていた問題で、高校が設置した第三者委員会は2日、いじめと自殺との因果関係を認定できないとする内容の調査報告書をまとめた。同日の会合後、記者会見した羽下大信(はげだいしん)委員長(県臨床心理士会会長)は「(いじめに関する)本人の記述などがなく、関連があるというのは難しい」と説明した。

 一連の問題をめぐり、川西市の第三者機関は3月、「いじめも含めた環境が自殺の原因になった可能性は極めて高いと考えられる」との調査結果をまとめており、今回の報告書と判断が分かれた。

 生徒の両親は報告書について「内容が薄く、残念でならない。関連性がなかったの一言で済まされ、息子にどう報告すればいいのか分からない」と憤り、今後、高校の管理責任を問う民事訴訟を起こす考えを明らかにした。

 生徒は昨年9月2日に自宅で首をつって自殺。高校側には、いじめを把握しながら両親に伝えていないなど不適切な対応があった。兵庫県警は1日、同級生3人を生徒への侮辱容疑で書類送検した。

 報告書では、同級生らが生徒を「虫」と呼ぶなどのいじめがあったと認定した上で、いじめが生徒の無力感を生み「自尊心を低下させていった」と指摘。ただ、いじめに関するメモなど生徒が直接残した手がかりがなく、いじめと自殺の関連については「一直線に結びつけることができる明らかな事実は見いだせなかった」と結論づけた。

 高校側の責任については、同級生らを問題を抱えていない「ノーマークの存在」と認識していたため、「いじめを疑うべきであったとは断定できない」とした。  
 

以前の記事 


  ◆川西 高校 いじめと自殺の事件の 真実。 
学校は隠ぺいをしていない。

http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/2351/


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この件とは無関係ですが、つい最近、下記のようなニュースも

娘のお友達は過去にのこの先生に授業をしてもらったとか
ショックを受けています。中学の先生なら、14才か、大人かわかるでしょうに・・・・こんな状況では、子供たちの心がすさむのはしかたありません。この先生の教え子もたくさん上記の学校に入学しているのですから、子供たちは心に大きな傷をおっていると考えられます。
思春期の女の子は特に、先生が性的な行為で・・・などと
本当にショックだと思います。

兵庫の中学教諭が有給休暇取って女子中学生を買春

大阪府警サイバー犯罪対策課などは4月30日、女子中学生(当時14歳)にカネを払って、わいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、兵庫県川西市立川西南中学校教諭・高橋聡伸容疑者(41=川西市下加茂)を逮捕した。少女は高橋容疑者が勤務する中学校の生徒ではなかった。

 高橋容疑者は少女と性的な関係を持ったことは認めているが、「14歳とは思わなかった」と一部容疑を否認している。とはいえ、14歳の少女が「18歳以上に見えた」というのは、いささか苦しい弁明だ。

 逮捕容疑は、昨年12月28日、18歳未満と知りながら、インターネットの出会い系サイトで知り合った兵庫県内の当時中学3年の女子生徒(当時14)に2万円を支払い、大阪市淀川区内のホテルでわいせつな行為をした疑い。

 同課によると、少女が出会い系サイトをめぐる別の事件で、府警の事情聴取を受けたところ、「他にも援助交際をしている」と話ししたため、メールの履歴を調べたところ、高橋容疑者が浮上した。2人に面識はなかった。

 同課では、高橋容疑者の自宅から携帯電話やパソコンなどを押収し、余罪についても詳しく調べている。

 川西市教育委員会によると、高橋容疑者は15年前に採用され、同中で英語を担当しており、勤務態度はマジメだったという。事件当日は有給休暇中だった。市教委は「事実であれば遺憾で言語道断。生徒や保護者に申し訳ない」としている。
(蔵元英二)

2013-05-04 02:25 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| 教育について / 川西市 |
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※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年05月04日(土) 08:04 by 仁愛奉献
>>川西市では、小学校・中学校にいろいろな問題がおきています。
最近、昔のヤンキーや暴走族が多かった時代のように
コンビニやスーパーにたむろしたりする子たちをよく見かけるように
なりました。 子供たちに何がおきているのか、何がそうさせているのか、考えなければいけない状況です。
祖国愛をはじめとする愛を否定する教育がもたらしている弊害と思います
>>ご遺族である保護者さんには深く哀悼の気持ちがあります。
敬虔な御祈りを感謝します
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