七回、2打席連発となるソロ本塁打を放つ阪神・新井貴=東京ドーム(撮影・古厩正樹)【拡大】
(セ・リーグ、巨人0-5阪神、8回戦、阪神5勝2敗1分、7日、東京ドーム)阪神が巨人との首位攻防戦に2連勝して3.5ゲーム差に迫った。三回に藤井彰の1号ソロで先制。四回に新井貴が3試合連続の4号3ランを放つと、七回にも2打席連続となる5号ソロを叩き込み「最高の結果になった」とご満悦。先発スタンリッジは2011年7月18日の広島9回戦(マツダ)以来2年ぶりの完封勝利で自身3連勝(2敗)を飾った。
阪神が2夜連続で宿敵を叩いて2連勝とした。三回一死から8番・藤井彰が巨人先発・杉内の直球を左翼スタンド最前列に運んで1点を先制。続く四回に大和の左翼線二塁打と新井良の四球で二死一、二塁の好機をつくると、6番・新井貴が3試合連続となる4号3ランを右翼スタンドに叩き込んで4-0とした。
さらに七回一死、新井貴は杉内のスライダーを完璧にとらえると、白球は阪神ファンが待つ左翼スタンド中段に着弾。2打席連続の5号ソロで貴重な追加点をもたらした。
3発の援護をもらった先発スタンリッジは序盤から快投を披露。バックの好守にも助けられて巨人打線を119球6安打5奪三振に抑え、無四球完封で今季3勝目を挙げた。