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樽商大アメフト部飲酒事故から1年 遺族が献花

(05/08 07:15)

 【小樽】小樽商大のアメリカンフットボール部員が学内で飲酒し、急性アルコール中毒などで9人が搬送された事故から1年となる7日、搬送から17日後に亡くなった男子部員=当時(19)=の遺族が飲酒現場となった同大のグラウンドを訪れ、冥福を祈った。

 飲酒後に男子部員が寝かされていたグラウンド脇の小屋に花を手向け、母親(58)は「寒かったよね。つらかったよね」と声を震わせながら手を合わせた。父親(60)は「天気が悪かったのに外で飲むこと自体が論外だ」と悔しさをにじませた。

 事故を受け同大は昨年7月、部員計50人に無期停学などの処分を行いアメフト部を廃部とした。<北海道新聞5月8日朝刊掲載>

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