« パソコンの操作方法動画の作り方(1) | トップページ | パソコンの操作方法動画の作り方(3) »

2010年5月24日

パソコンの操作方法動画の作り方(2)

パソコンの操作方法動画の作り方(1)の続き。

動画がキャプチャーができましたら、「Expression Encoder の起動」ボタンを押し、名前を付けて保存してからエンコードします。
image68

ところで、エンコードとはなんでしょう?

エンコードとは 【encode】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典より

情報を一定の規則に従ってデータに置き換えて記録すること。また、ある形式のデータを一定の規則に基づいて別の形式のデータに変換すること。

Microsoft Expression Encoder 3 Screen Capture でキャプチャーした動画データは、[xesc] という拡張子で保存されます。しかし、このままでは、一般的な動画として使えません。そこで、Expression Encoder 3を使って一般的な画像フォーマットの形式にエンコードする、つまり変換するというわけです。

さて、Microsoft Expression Encoder 3 Screen Capture で「Expression Encoder の起動」ボタンをクリックすると、下記のような感じで Expression Encoder 3が起動します。

Microsoft Expression Encoder 3

それでは、Expression Encoder 3でエンコードする方法です。

  1. 「ワークスペース」より「エンコード」タブを開きます。
    ワークスペースの「エンコード」タブ
  2. どのような形式で出力するのかを「出力フォーマット」から選択します。「出力フォーマット」は、「Windows メディア」「MP4」「IIS Smooth Streaming」と3種類の選択可能です。
    「エンコード」タブの「出力フォーマット」を開いたところ
    今回は、「Windows メディア」を選択します。
  3. 次に「出力」タブを開きます。
    ワークスペースの「出力」タブを開いたところ
  4. 「ジョブ出力」の「ディレクトリ」で「…」と書いてあるボタンをクリックして、エンコードしたものをどこに書き出すか指定します。
  5. Silverlight の形式で書き出して欲しい場合は、「テンプレート」で選択すると簡単でしょう。
    「ジョブ出力」の「テンプレート」をマウスでおさえると「Silverlight 用のテンプレートとを使用して出力する場合に選択します」と表示される
    「ジョブ出力」の「テンプレート」には、Silverlight用のテンプレートが用意されています。
    「ジョブ出力」の「テンプレート」を開いてみた
  6. 設定が済みましたら、左下にある「エンコード」ボタンをクリックしてエンコードします。
    「エンコード ジョブの開始」ボタン
  7. エンコードが始まりますので、しばらく待ちます。
    エンコード中の「メディア コンテンツ」タブ。「状態」の緑色の部分が進んでどこまでエンコードが済んだかわかる
  8. 「一時停止」と「エンコードのキャンセル」ボタンが消えて、再び「エンコード」ボタンになったら完了です。

以上で、[wmv] の形式でエンコードされました。

Silverlightで書き出すよう指定した場合は、すぐにブラウザが開いて確認できることでしょう。Web ページ上で Silverlight での公開をしたい場合は、Default.html を自分のページ用に書き直します。Expression Encoder 3 で書き出されたファイルすべてを Web ページにアップロードしてみてください。

なお、この Expression Encoder 3でも動画の編集や字幕の挿入ができます。それに関する Expression Encoder 3の使い方は、下記の参考よりビデオページでご確認ください。

参考:

ビデオ - Expression Encoder 3 の基本的な使い方 (Expression Encoder 3) | Microsoft® Expression®

ビデオ - エンコード結果を動画で比較できる A/B 比較 (Expression Encoder 3) | Microsoft® Expression®

ビデオ - チャプターと字幕、プレイリストの設定 (Expression Encoder 3) | Microsoft® Expression®

しかし、Expression Encoder 3での編集が難しいと思われた場合は、Windows Live ムービーメーカーを使ってみましょう。

誰でもかんたんにムービー編集 ムービー メーカー

Windows Live ムービーメーカーの使い方は、簡単操作ガイド 無料動画編集ソフト ムービー メーカーを参考にしてみてください。特に「オートムービー」を使うと「タイトル」や「クレジット」を簡単に挿入することができますよ。

なお、今回、作った動画はこんな感じです。

これは、Expression Encoder 3 でエンコード後、Windows Live ムービー メーカーでタイトルやクレジットを挿入し、そのまま、YouTube へアップしてみました。

さて、動画にナレーションをつけたいのですが、どうするといいのでしょう?この続きは、パソコンの操作方法動画の作り方(3)でどうぞ。

« パソコンの操作方法動画の作り方(1) | トップページ | パソコンの操作方法動画の作り方(3) »

MSMVP」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51036/48445599

この記事へのトラックバック一覧です: パソコンの操作方法動画の作り方(2):

« パソコンの操作方法動画の作り方(1) | トップページ | パソコンの操作方法動画の作り方(3) »

2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

お役立ち


  • Windows 8 お役立ち記事リンク

Facebook Like Box


Translator


Thank you



  • 女性向けイベントやブログモニターならトレンダーズ



  • Yahoo!ブックマークに登録

Twitter


無料ブログはココログ

ツール