おきらく

今年の世界フィギュアは日本勢は浅田真央選手の銅メダル１つに終りました。

男子はまさかの表彰台なし。

五輪出場枠、男女ともに３を確保した事はとても良い事ですが、ちょっと寂しい気がします。

それ以上に思ったのが、何で同じ記事ばっかりなんだろう…って事です。

女子はほとんど意味不明な『対決』の文字が踊っていました。

誰かと比較して「ここが勝っている・ここが劣っている」こんなのばかり。

今回に限って言えば、もっと浅田選手を褒めても良かったんじゃないかって思います。

だって、４年前のバンクーバー前年の大会ではタラソワコーチの胸に崩れ落ちそうに抱きついた彼女が、さらに前回は「スケート辞めようか」と思った彼女が、表彰台に乗ってるんだよ！

今までだって『ワースト』と言われて６位でしょ、ちゃんと入賞しているし。

他にもいろんな切り口で記事書けると思ったのに、私が思ってた事書いてあった記事はあまり見なかったです。

例えば、大技の３Ａと３−３が完璧ではなくても崩れなかった事とか、単発の３Ｌｏに２Ｌｏを付けてリカバリーした事とか、彼女の大きな進歩だと思う。

その３−３だって、連続の３回転の組み合わせでは２番目に基礎点が高いジャンプだって事も１つのメディアしか書いてなかったし、６種類の３回転ジャンプを跳んだ事も書いていない。

伊藤みどりさんの頃は「５種類７度の３回転を決め優勝」とか「６種類の３回転を跳んだ」とお決まりの文句がありましたが、今は３Ａの出来だけしか取り上げない。

それにシーズン前半はジャンプの難度を少し落として（あの構成でも結構難しいと思う）完成度で得点を稼ぐ手法をとっていましたが、本人がそれでは本当の喜びは味わえないと発言していて、あくまでも最高難度の構成を目指している事に対して、もっとリスペクトするコメントがあっても良いと思います。

野球のWBC見ていて、実況のアナウンサーも解説の元選手（特に桑田さんとか）もすごく専門的な話を解りやすく話ができて、このレベルでフィギュアスケートもやって欲しいって思いました。

あ、話はそれますが今年もTHE ICE観に行きます。

名古屋は平日だったのですが、何も考えず仕事休んじゃえ！って感じで取っちゃいました。

今年は南側の１列目です。。。たのしみ！