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国際
中国 絶品火鍋は偽装羊肉入り ネズミなど原料、米系大手に出荷か
この捜査に先立つ2日、中国の公安当局は、ネズミなどの小型哺乳類の肉を羊肉と偽って販売していた犯罪組織を摘発したと発表した。それまでの3カ月の内偵捜査で、計904人を偽装表示や汚染肉販売の容疑で逮捕し、2万トンの偽装肉を押収した。新華社によると、死んだ動物の肉を混入させたり、不法な化学物質を混ぜていたりしたケースもあったという。この犯罪組織の取引額は2009年以降で、1000万人民元(約1億6000万円)に上るとされる。
イメージダウン必至
出荷先となったリトル・シープは1999年に中国・内モンゴル自治区の包頭(パオトウ)市で創業。羊肉を2種類の特製スープで食べるスタイルで人気を集め、2008年に香港証券取引所に上場。中国市場に本格進出したヤム・ブランズが11年に5億8700万ドル(約580億円)で買収した。現在、中国国内で約300店を展開している。
ヤム・ブランズは全世界でKFCのほか、ピザ・ハットやメキシコ料理のタコベルなどを展開。現在は世界売上高の半分以上を中国が占めている。なかでも、中国国内に約5300店を持つKFCは屋台骨だ。
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