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国際
中国 絶品火鍋は偽装羊肉入り ネズミなど原料、米系大手に出荷か
中国でネズミやキツネなどを原料とする偽装「羊肉」が、外資系の大手外食チェーンで使われていた可能性があることが分かった。ロイター通信などが伝えた。今月2日に摘発された犯罪組織から、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などを傘下に持つ米ヤム・ブランズ(ケンタッキー州)が展開する火鍋専門店チェーン「リトル・シープ」に出荷されていた。KFCでは1月に成長促進剤や抗生物質を過剰投与された鶏肉の使用が発覚したばかり。主力市場となった中国での相次ぐ不祥事発覚に頭を抱えている。(SANKEI EXPRESS)
不法な化学物質も
ロイター通信や中国国営新華社通信などの報道によると、政府の公安当局や上海市の食品安全委員会の検査官らが3日、羊肉偽装事件にからみ、上海市内の卸売市場を捜索し、ラベルに「ニュージーランド産羊肉」と書かれた肉のパッケージを複数押収。製造年月日や成分などの記載がなく、偽装羊肉だったことが分かった。
さらに請求書を押収し調べたところ、偽装羊肉が複数のレストランに販売されていたことが判明。その中に「リトル・シープ」の名前があった。
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