フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が14日、東京・国立代々木競技場で取材に応じ、「ソチ五輪を最後にしようと、今は思っています」と話し、来季限りで引退する意向を示した。
天才少女として衝撃的なデビュー。トリノオリンピック前年の2005-2006シーズン、初のシニア国際大会となるGPシリーズ中国杯で2位、GPファイナルでは日本代表選手として村主章枝以来2人目の優勝を果たした。GPシリーズの実績からトリノオリンピックでは出場を期待する声も多くあったが、ISUの定めた「五輪前年の6月30日までに15歳」という年齢制限に87日足りず代表資格を得られなかった。
その彼女も22歳。来年は23歳でソチの次の五輪は27歳。確かに選手としてのピークを考えると妥当な決断と思う。
前回の2010年バンクーバーオリンピックでは、女子シングル史上初めて1つの競技会中に3度の3回転アクセルを成功させたが、キムヨナに完敗。トリプルアクセルなど技術的には真央はヨナより高いものを持っているが、芸術点や表現力でキムヨナが現時点では勝っている。
これだけの高いレベルの二人だから、それぞれスケートの個性も違っている。後はそれぞれが自分の個性を、いかに高いレベルで美しく大会で出せるかということなんだろう。
一部にはフィギュアの採点方法がキムヨナに有利と言われることがあるが、果たしてそうなんだろうか?伊藤みどりと荒川静香を例に考えてみたい。
アルベールビルオリンピックで伊藤みどりはトリプルアクセル(三回転半)を決めるもクリスティ・ヤマグチに敗れ銀メダルに終わった。一方荒川静香はトリノオリンピックでフリーではループジャンプがダブルとなった以外は完璧の演技を披露し自己最高得点を出して金メダルを獲得した。
確かなことは言えないが、フィギュアスケートの採点方法が、技術よりも表現力や美しさに高い点数が出ることは昔からそうだったとも思える。
もともと日本人は技術を追い求める癖があるだろう。体操競技などを例にとると、ウルトラCや世界初の技など難度が高くて他の人がやらない技を決めることに称賛を送る。確かにそれは分かり易いけれどフィギュアスケートは芸術性が高い演技に高得点が与えられることを考えると、観客である我々ももっと考える必要があるのではないか。
アマチュア選手としての活動を終えるとプロフィギュアスケーターとなる選手が多いことを考えると、浅田真央も伊藤みどり・荒川静香のようにその道を歩むと思われる。
アマチュアのフィギュアスケート選手とは違い、プロスケーターとなるとプレッシャーからは解放されるのが通常のスポーツと異なる点だ。プロのスケーターの演技は、アマチュア選手達が試合後行うエキシビションを毎回滑るようなものだからだ。
選手生活の総決算となるソチ五輪。ライバルとされるキムヨナとは厳しい戦いとなるだろう。それに打ち勝ち、一番綺麗な色のメダルを受け取る彼女を期待したい。
そして、プロスケーターになって彼女がプレッシャーから解放され、自由に滑る姿も見てみたいものだ。
kazuのつれづれブログ 様
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