先週末はプレーオフ1回戦が行われ、富山、秋田、島根、京都の4チームが地区セミファイナル進出を決めた。今回の「ウイークリーbj」は、西カンファレンスで浜松との“師弟対決”となった島根をリポートする。
島根を率いるジェリコ・パブリセビッチ・ヘッドコーチ(HC=62)と、浜松の指揮を執る東野智弥HC(42)は、2004~06年にかけて日本代表の監督&アシスタントコーチの立場だった。東野HCが3月から浜松の指揮官となり、bjで初めて“師弟対決”が実現した。
3日の初戦は互いの手の内を探り合うような出だし。開始5分で島根が10―4とリードする。その後は2メートル16センチのジェラル・デービス(28)の好守によって、80―67で快勝した。
翌4日は島根が第1Qで26―9の大量リード。しかし、浜松も第3Qに28点を入れる驚異的な反撃で2点差(57―55)まで追い上げる。島根がケリをつけたのは残り3分。横尾達泰(28)がこの日4本目の3点シュートを決め、82―73で島根が連勝した。
パブリセビッチHCは「プレーオフでは通常、2~3点差で試合が終わる。2日間ともこのようにスコアが開くのはなかなかない。スターターのメンバーを褒めたい」とコメント。“師”の貫禄を見せつけ、西地区セミファイナルの福岡戦(11、12日・福岡工業大学FITアリーナ)へ弾みをつけた。
◇今週の注目カード 横浜vs富山 10日午後7時30分、11日午後2時・横浜文化体育館
東地区の準決勝は新潟(シーズン1位)―秋田(同5位)、横浜(同2位)―富山(同3位)で、西は沖縄(同1位)―京都(同5位)、福岡(同2位)―島根(同3位)の顔合わせ。横浜と富山のレギュラーシーズンの対戦は2勝2敗。横浜の主催試合(昨年12月)も1勝1敗と全くの五分だったが、初戦は33点差で横浜の勝利、2戦目は逆に21点差で富山が勝つというすさまじい試合に。「ファイナルズ」(18、19日・有明コロシアム)へ向け後がないプレーオフでは、いかに主導権を先に握るかがカギとなりそうだ。
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