ソフトバンクは5日のロッテ戦(ヤフオクドーム)に1―2で敗れ、勝率5割ちょうどに逆戻りしてしまった。救援陣が手薄になっている状況で、先発の武田は7回2失点と粘りの投球をみせた。しかし投手陣をカバーしてほしい打線はロッテ投手陣にわずか散発の5安打と機能せず、力投の武田を見殺しにしてしまった。今日6日は森福がプロ初先発。“負のループ”をなんとか断ち切らないと、このままズルズルと後退しかねない。
首位・西武を3タテした勢いはどこにいってしまったのか。ロッテに連敗で貯金はゼロ。秋山監督は「点を取るか取らないか。それだけだよ」とぼやいた。
先発の武田は7回を投げて6安打2失点。9奪三振の熱投を見せた。初回から4回まで相手打線をわずか1安打に抑える完ぺきな滑り出し。5回に3安打を浴びて1点を失うと、続く6回には二死満塁から押し出し四球で2点目を献上したが、それでも7回のマウンドに立つと三者凡退に切って取った。先発の柱の一人として、手薄になっている救援陣をカバーするに余りある投球を見せた。
しかし、打線が武田を見殺しにしてしまった。ロッテ先発は4月28日の前回対戦でも苦しめられていた大嶺。初回、一死二塁から内川が幸先よく中前適時打を放ち1点を先制したまではよかったが、後が続かなかった。6回途中から服部、中郷、松永、益田の継投で逃げ切らせてしまった。終わってみれば、成瀬の前に3安打1点に終わった前日4日に続き、散発の5安打で1点しか奪えなかった。
投手陣では立て続けに2人の柱がいなくなった。先発陣では左腕エースの大隣が3日に腰の違和感で登録抹消。また、救援陣では、チームメートの藤岡に次いでリーグ2位の16試合に登板していた頼みのセットアッパー・岩崎が4日に右ヒジ痛で登録抹消された。それ以外の救援投手も登板過多状態だ。
本来、大隣が投げるはずだった今日6日は、緊急措置として不振に陥っているリリーフ左腕・森福が登板200試合目にして初めての先発に臨む。まさに〝緊急事態〟だ。ここからチームが上昇気流に乗るためには、打線の爆発が必要不可欠。このまま不発に終わるようだと、さらなる悪循環にはまりかねない。 秋山ホークスにとってここが序盤の正念場。借金生活への逆戻りだけは避けたいところだ。
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