<巨人1-0広島(5日)>5日の巨人戦、広島は9回に訪れた逆転のチャンスにもあと一本がでず、7回を1失点のバリントンを始め好投の投手陣を見殺しにし、今季初の同一カード3連戦3連敗。東京ドームでの連敗は13となった。
松井氏の引退セレモニーや松井、長嶋両氏への国民栄誉賞授与式などが試合前に行われ、いつもとは大きく違うムードの中で戦いに臨んだ赤ヘルナイン。先発のバリントンは低めを丁寧につき、打たせて取るピッチングで凡打の山を築く。5回まで許したヒットはわずか2本。偉大な先輩の晴れ舞台とあって、巨人ナインのほうがより大きなプレッシャーを感じているように見えた。
助っ人エースの勢いを攻撃に結びつけたいところだったが、この日も打線が機能しない。相手先発の内海から再三チャンスは作ったが、あと一本が打てない。我慢の投球を続けていたバリントンは7回、先頭のロペスに痛恨の一発を浴び、この回限りで降板。7回1失点の力投も報われず、2敗目を喫した。敵将・原監督の「非常にいいピッチングをしていた。緊張感があった」という言葉がせめてもの救いだ。
9回には相手の失策、広瀬の安打などで一死一、三塁。丸は四球を選び満塁とチャンスを広げた。ところが栗原は三ゴロ、安倍は遊ゴロで万事休す。4タコに終わり二軍降格が決まった栗原は「現状を受け止めて、やっていくしかない」と肩を落とした。
不振の天谷、背信登板が続いた中崎に続いて栗原までも二軍落ち。故障者も少なくない。この緊急事態をチャンスととらえ活躍できる元気のいい選手が出てこなければ、チームはこのままどん底まで沈んでしまいかねない。 これで東京ドームでは屈辱の13連敗、今季初の同一カード3連戦3連敗となった。野村監督は「東京ドームどうこうというよりは、3タテが悔しい」とため息をつくばかりだった。
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