国土交通省(中央合同庁舎第3号館)の食堂に7日、吉野家ホールディングス(HD)傘下の牛丼店「吉野家」とうどん店「はなまるうどん」の共同店舗が開業した。双方の共同出店は珍しいが、「採算がとれる立地条件と判断した」としている。
同社によると、吉野家の牛丼店としては国内で1171番目の店で、役所の施設に出店するのは初めてという。開業初日の店頭は昼食休憩の時間帯を中心に、職員らの行列ができた。
国交省では「職員の福利厚生が目的」(担当課)として、このほど食堂店舗の競争入札を行い、牛丼や讃岐うどんをふるまう吉野家HDの提案を採用した。営業時間は平日の午前10時~午後8時だけ。