サブカテゴリー

PR:

受刑者の家族写真破られる 故意の可能性も

 宮崎刑務所に収監されている30代の男性受刑者の荷物検査で、バッグに入っていた家族写真2枚が破られた疑いがあるなどとして、宮崎県弁護士会は7日、刑務所に原因の調査と再発防止を求める勧告をした。

 弁護士会によると、09年10月7日の荷物検査の際、検査前には受刑者のバッグに入っていた子どもの写った写真2枚が無傷だったのに、検査後には破られており、写真シールも折り曲げられていたという。

 勧告で弁護士会は「故意に破損された可能性が極めて高いといわざるを得ない」と指摘している。受刑者は09年11月、弁護士会に人権救済を申し立てていた。また弁護士会は、同じ受刑者に乳製品などの食物アレルギーがあるのに、刑務所が10年6月にコーヒー牛乳を提供したなどとして再発防止を求めた。

 宮崎刑務所の石原彰総務部長は「真摯(しんし)に受け止めている。内容については精査していないので、コメントできない」と話している。

[ 2013年5月8日 06:00 ]

Webtools & Bookmarks

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

クイックアクセス
【楽天】オススメアイテム
スペシャルコンテンツ