■GW開け 火事相次ぐ 西成区の住宅密集地から出火
火事が相次いでいます。
大阪市西成区では、住宅密集地から火が出て煙がたちこめ、警察や消防は近くの住民に一時避難を呼びかけました。
また滋賀県東近江市では、住宅が全焼し1人が死亡しました。
午前11時前、西成区花園北で「住宅が燃えている」と近所の人から通報がありました。
火は1時間あまりで消し止められ、木造3階建ての集合住宅の2階と3階部分、あわせて130平方メートルが焼けました。
けが人はいませんでしたが、延焼の恐れがあるなどとして警察と消防は周辺の住民に避難を呼びかけ、一時騒然としました。
「窓開けたらものすごい煙が見えた」(近所の人)
「臭いがして表に出てきたら黒い煙。風が強かったからね」(近所の人)
大阪では、今月1日から乾燥注意報が出ていて、強風の影響もあって煙が広がるのも早かったとみられています。
また午前2時50分頃、滋賀県東近江市で木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
亡くなったのは、住民の和久田雅保さん(65)とみられています。
「火が噴き出していた。(和久田さんは)病人で家で寝込んでいると聞いた」(近所の人)
和久田さんは1人暮らしで、警察は燃え方の激しい1階を中心に、出火原因を調べています。 (05/07 19:09)
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