(cache) 戦争はなぜ起きるのか

いうのである。
「アレクサンドロス大王東征記」アッリアノス著　岩波文庫より

ディオニュソスはプルタルコスの言うような輝く神ではなく、
軍隊を率いて大征服戦争を引き起こした古代の大王であった。

それが後に神話となり、
戦争神とされ、現代では世界の最高神とされるに至ったのである。
またＨｙｅｓという呼び名は、アッティス＝アドナイの別称でもあった。

密儀は、信者たちがディオニュソスの完全な顕現に参与することで成り立っていた。
儀式は村から遠く離れた山や森の中で行われる。
生贄を八つ裂きにし、生肉を喰らうことによって、
神との交流が実現される。

「世界宗教史２」ミルチア・エリアーデ著　ちくま学芸文庫より

「我が教えに従わぬ時、どのような恐ろしい目にあうことか、
また真実人間どもを救うべく、
ゼウスを父とし、セメレを母として生まれたこのディオニュソスが、
母の汚名をそそがんとして参ったことを、
このテーバイの者どもに、
いやでも思い知らせてやらねばならぬ」

「ギリシャ悲劇Ⅳ」バッコスの信女　エウリピデス（下）　ちくま文庫より

ディオニュソス＝オシリスは自分を信仰しない人間には呪いをかけた。
それは聖書の神、ユダヤ人のヤハウエもまったく同じである。
オシリスが戦争の時に部隊ごとに持たせた動物の旗印（トーテム）は、
そのままユダヤ12部族に受け継がれていった。

なぜならオシリスこそ古代ユダヤ人の神、
聖書の神ヤハウエの正体であるからだ。

聖書の神ヤハウエは古代の戦争王の霊、
それも人間の生命を付け狙う史上最強の悪霊であった。

だが、プルタルコスを始めとする古代の神官たち、
そして現代の教会の神父たちが言うように、
この史上最強の悪霊が、
こ