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【大相撲】

舛ノ山 ダイエットで体軽快

2013年5月7日 紙面から

炭水化物減ダイエットのためまずはサラダでおなかを満たす舛ノ山=東京都台東区の千賀ノ浦部屋で

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 自慢の大食いでテレビのバラエティー番組などで人気になっている舛ノ山(22)=千賀ノ浦=が、大好物の炭水化物を控える食事制限に取り組んでいる。6日は東京都台東区の千賀ノ浦部屋で出羽海一門の合同稽古に参加。その後、ちゃんこ場に座って最初に手にしたのはサラダだった。

 「今まで大食いのテレビに3本出たんです。それから血糖値が上がってしまって…。まずサラダを食べてからご飯。それも1杯だけ。ゆっくり、よくかんで食べてます」

 かつては「オムライスをおかずに白米、チャーハンをおかずに白米、ビビンバをおかずに白米を食べてた。行きつけのラーメン屋では、注文する前に、いつものねって、大盛りラーメンが出てくるんです」という究極の炭水化物好き。しかし、大食い自慢があだとなったか、血糖値に加え、心臓内の血液循環に影響が出る心房中隔欠損の疑いもある。番付も幕内下位に上がり、相撲と体のことを考えての決断だった。

 179センチ、177キロのまん丸い体と顔が人気だが、しばし食欲を我慢。「今はバック転ができるくらい体が軽いです。実際はできませんけど」。笑顔の裏に涙ぐましい努力がある。 (岸本隆)

 

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