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メタンハイドレート 日本海側も調査へ5月7日 4時13分
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政府は、愛知県と三重県の沖合で、世界で初めてガスの採取に成功した、海底のメタンハイドレートについて、ことし夏ごろまでに、日本海側の新潟県や石川県の沖合でも、埋蔵量の本格的な調査を実施することになりました。
資源エネルギー庁は、ことし3月、愛知県と三重県の沖合の海底に氷の状態で埋蔵されているメタンハイドレートから、世界で初めてガスの試験採取に成功しました。
これを受けて資源エネルギー庁は、メタンハイドレートの埋蔵の可能性が指摘されている日本海側でも、本格的な調査を実施することにしたものです。
具体的には、ことし夏ごろまでに、新潟県の佐渡の沖合と石川県の能登半島の沖合で、メタンハイドレートが、どの程度、埋蔵されているかを確認する調査を始めることにしています。
日本の近海には、国内の天然ガスの使用量の100年分に相当するメタンハイドレートが埋まっているとも言われ、政府は、5年後の平成30年度から、国産天然ガスとして商業生産することを目指して、調査や試掘を加速させることにしています。
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