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★マーシャルエイジ
◎発売元◎
天津堂・92年(98版)
◎ストーリー・解説◎
今も活躍している「天津堂」製作のPC−98用アダルトアドベンチャーゲームで、このジャンルでは古典的名作の一本。その後Windowsでもリバイバル版が出ている。
私立優愛女子学園は、なんと海上の孤島すべてを敷地とする巨大女子高。島の中にはいくつもの町や施設、空港や鉄道やバスなど交通機関までが完備されている。そして驚くべき事に島に住むのは学生・職員も含めて3万人以上に及ぶうら若き女性のみ。しかしこの学校では各部活間の激しい抗争があり、特殊な拳法の心得のある主人公はこの抗争の解決を依頼されて島にやってくる。そして各地の部活をまわって、次々と襲いかかる刺客の美少女達と戦うのだった。戦いに勝利すると女の子達は秘孔を突かれて無力となり、あとは主人公のなすがまま。
複数女性との絡みになるのは後半でテニス部を訪問する場面。双子の刺客が現れ、これに勝利するとシャワー室に入っての3Pとなる。二人とも処女なのだがとても積極的で、主人公もタジタジ。処女をいただいたあとは二人を重ねて代わる代わる出し入れする。
複数といっぺんの絡みはここだけで、終盤は意外にもオカルトチックな展開が待っている。
◎感想◎
とにかく設定自体がハーレムというか女護が島願望入りまくり。3万人の女性がひしめく孤島に男一人というシチュエーションはHシーンでなくてもけっこう楽しいもの。女の子だらけの電車など島内の各施設の設定もあれこれと妄想を膨らましてくれる。また当時から絶賛されたのがこのゲームのCGの美しさ。16色しか使えなかった当時のPC−98において最高レベルともいえる美しい肌を表現していた。
登場する女の子もバリエーション豊富だった。のちに続編が作られていたが、こちらのほうは未プレイ。
★魔薬
◎発売◎
FLADY・98年
◎ストーリー・解説◎
化学者で高校の教師をしている主人公は、ある日の実験中、偶然にフェロモンのはたらきでどんな女性もたちどころに淫乱化させてしまう薬を発明してしまう。助手の女生徒に試すと効果てきめん。この薬を嗅がされた女性はたちどころに体が疼いて男性を求めるようになるのだ。彼はこれに「魔薬」と名付け、学界に発表することなくひたすら自分の欲望のために使うことを決意する。
手始めに自分の勤める高校で、目をつけた美少女たちを次々にモノにしてゆく。そしてその姉妹や義母もイモづる式に攻略。セクシーな女教師とその友人の有閑夫人、自分の友人のガールフレンドまで「魔薬」で我がモノにしてしまう。そして義妹の親友にまで手を出し、その延長で義妹にも「魔薬」を使用してしまう。
設定上、本ゲームには3Pシーンが豊富に存在する。ロリ系の女生徒を攻略すると映画館の中で「魔薬」を使用したために周囲の席の女性達までが参加してしまう3P(映画館の客席で!)が二種類ある。
また同じ女生徒の義母も攻略でき、最後には義理ながら「親娘丼」プレイが実現する。親娘のレズを鑑賞した後、親に挿入して娘の尻舐め、さらに三人同時キスのCGがある。
一人の女性を攻略しきるとその関係者の女性を攻略できるようになる仕掛けで、主人公の密かな欲望、最終目標は次第に明かされて行くのだが実は主人公の義妹である。義妹の親友と二回Hしたのち、ようやく最終目標の義妹とのHになる。しかし配慮でもあったのか手や舌で愛撫するばかりで「本番」はついにないのだが…この義妹とのシナリオは選択で分岐して二種類あり、うち一方が義妹とその親友・沙貴を合わせた3Pである。ダブルフェラチオののち沙貴に騎乗位で挿入させながら義妹を顔にまたがらせる。
全イベントを攻略し尽くすと、エンディングが始まる。真っ暗な画面の中で女性達の喘ぎ声や会話が聞こえ、「今日はみんなで楽しく…」と主人公を奪い合う乱交をしている様子が聞こえてくる。そこへ義妹が登場、「あーあ、なんだか凄いことになってるねぇ」「おお来たか、みてくれよ、この状態」という会話の後、画面が明るくなりその「状態」が明かされる。主人公がドッカと真ん中のソファに裸で座り、まわりに攻略し終わった義妹を含む11人の女性が全裸ではべっているCGが表示され、義妹「嬉しいくせに…」男「えっ、まあな。さあお楽しみはこれからだ!」などという会話でハッピーエンドとなる。
◎感想◎
「ハーレム」的設定のゲームという観点では、個人的にいたく気に入ってしまったゲームである。ゲーム業界ではそれほど話題は呼ばなかったモノの、発売からかなり経った今日でも新品・中古ともにかなりの価格を維持しているのは、それなりに人気があったということなのだろう(あんまり売れた大ヒット作も値下がりしやすいが)。CGのレベルもかなり高く、シナリオも充実していてエロ度もかなり高い。女性キャラのセリフはすべて声優が声を当てているのもポイントが高い(当時において完全フルボイスというのは珍しかった)。この女性キャラも女子高生が多いのだが、人妻・友人の恋人・女教師など幅広く揃えているところも嬉しい限り。性格や体型のタイプもそれぞれで違いが楽しめる。
「魔薬」と同様の発想をしたゲーム、いわゆる「媚薬もの」はかなり存在するのだが、「魔薬」はその設定のダークさの割にあっけらかんとしたハッピーエンドが印象的だった。「いもづるシステム」も効果的で、次第にHが出来る対象が増えていくのも快感である。「魔薬」という、いわば非合法な方法で女性を陥落させるわけだが、犯された女性もその記憶をちゃんと持ち、それでも主人公に身も心も捧げるようになってしまうという、ムチャクチャ都合の良い設定もこの手のものとしては珍しい。
CGもさることながら、セックスシーンの文章の濃厚さも特筆しておきたい。官能小説を思わせるなかなかねちっこい性描写が興奮を誘う。また「魔薬」の効果のためなのか、セックスが必ず中出しで終わるというのも異色である。明かな処女もかなりいるのだが、面倒だったのか破瓜描写は無い(クスリの効果と言うことにしたのだろう)。またセックスシーンの舞台も、学校の教室、体育倉庫、図書館、廊下、屋上、映画館、電車、ホテルなど多彩である。
ジャンルとしては「鬼畜系」と分類されるゲームであるが、そのハッピーエンドぶりは出色(たいていは犯罪者として裁かれたりする)。11人が一堂に会するハーレムエンディングというのはちょっと他に例がない。この場面のCGもかなり良いのだが、欲を言えば真っ暗で処理されている乱交場面をちゃんとCG化してほしかったところだ。
★マリンルージュ
◎発売◎
ディスカバリー・96年
◎ストーリー・解説◎
主人公の青年・賢司はクジで大当たりを引き当てて、公認カジノもあるレジャーランド島「マリンルージュ」へ義姉・宏美と共に遊びに行く。そこで賢司は数多くの女性達と知り合いになるのだが、この島には莫大な利権をめぐる陰謀が渦巻いていた…という舞台設定で、シナリオは序盤で二つに分裂する。一方では賢司は何人かの女性とHできるものの、最終的に島の持ち主の美少女とめでたく結婚するハッピーエンドとなる。
過激なのはもう一方の方。島の乗っ取りを企む美女・久美子に魅入られた賢司は久美子と共に島の乗っ取りを計画する。義姉をはじめ登場する女の子たちを次々と犯し、服従させて計画に加えていき、最終的に全員をモノにしてしまう。エンディングでは服従させた女達と乱交している様子が描かれ、3P、4P場面が次々と現れる。
◎感想◎
「ハーレム」な状況になるのは明らかに後者のシナリオ。出てくる女の子たちが次々と服従し、あっさり愛人化しちゃうのは都合が良すぎると言えば言えるが、ハーレム嗜好はかなり刺激される。ラストでは8人全員と同時にではないものの乱交場面が見られるのも良い。ただ、シナリオ自体はかなり短く、アッという間に終わってしまう観も。それと、一人だけ「非女の子」がいるのが…(汗)
★MILKジャンキー
◎発売◎
ブルゲ・2003年
◎ストーリー・解説◎
巨乳フェチ御用達のかなりマニアックな一本。シナリオも巨乳フェチ小説でその筋では有名な鏡裕之氏が担当している。巨乳フェチの主人公が巨乳女子高生の家庭教師となるが、その子の母親がまた巨乳で、主人公はウハウハの毎日を送ることになる。Hシーンでは乳弄りにこだわりまくった「オッパイコマンド」が選択でき、まさに乳フェチ向け商品だ。
期待の巨乳母娘丼はもちろん搭載されている。母親とHしているところへ娘が乱入、そのまま主人公の奪い合いをする展開となり、結局仲良く3Pとなる。
◎感想◎
オッパイフェチのスタッフがそのままオッパイフェチのために作ったという作品だけに「巨乳」へのこだわりと愛情は痛いほど感じる作品。ただハーレム好きとしてはあくまで母娘の二人しか登場しないこと、Hシーンそのものは割とあっさりであることなどで、やや物足りない。
★みんなに今夜☆会いに来て〜裏木戸の鍵は一つ〜
◎発売◎
せきらら・2003年
◎ストーリー・解説◎
せきららの人気作「私に今夜☆会いに来て」シリーズ2作をカップリング、および両作のキャラが一堂に会する番外シナリオを加えたDVD-ROM。
この番外シナリオは「2」の主人公・健助の視点から展開される。月影神社で相変わらずハーレム状態の健助と巫女さんたちが、「1」の舞台となった料亭・朱鷺に泊り込み、「1」のキャラクターである涼一とそれを取り巻く女の子達と知り合う。そしてお互いに相手グループが「ハーレム状態」であることを知り、男同士はお互いの苦労を共感しあい、女同士は相手グループに対して競争意識を持つようになってしまう。連日壮絶な「ハーレム対決」が展開され、とうとう最後には涼一がダウン。「後を頼む」と言われた健助はズラッとお尻を並べた合計9人の女の子相手に「アナル鶯の谷渡り」をすることに。
◎感想◎
トラヴュランスでもあった「シリーズ抱き合わせ+おまけシナリオ」な商品。2作が合流する番外シナリオは「ハーレム対決」という思わぬ設定でそこそこ面白く見られるのだが、乱交シーンのCGがほとんど「1」「2」の使い回しであるところが残念。ラストは10P大ハーレムなのであるが、「2」の主人公としては「1」のヒロインたちに手を出すわけにはいかず(両人の間に芽生える奇妙な連帯感が妙にリアルでオカシイ)、アナルで済ます辺りは分かるような気もするがやや残念。
★みんなで尽くしてあげちゃう
◎発売◎
トラヴェランス・2001年
◎ストーリー・解説◎
同社作品で人気のあった「尽くしてあげちゃう」シリーズ2作と外伝ゲーム1本をカップリングしたDVD-ROMソフト。外伝「みんなで尽くしてあげちゃう」は「尽くしてあげちゃう2」のキャラクターが登場し、主人公と一緒に温泉旅行に出かけるドタバタを描いたもの。
主人公・大輔とその恋人のむつみ、同級生の紀香、先輩の優菜、「お兄ちゃん」と慕ってくるサラシアの5人が一緒に温泉旅行に出かける。着いた宿にはなぜかむつみの母親の静枝が来ており、大輔はいきなり静枝に童貞を奪われてしまう。しかもそれをほかの女の子たちが目撃。一気に険悪なムードが広がるが、大輔はその一人一人にフォローするように次々とHしていくことになる。やはり同じ宿に泊まっていた同じ学校に通うお嬢様・綾音も大輔と体を交えることに。
ゲームの大筋はこんなところで、選択肢が出るものの、基本的に全員とやりまくるべく煩悩に従って行動していればハッピーエンドが迎えられる。全員とのHを済ますと、今度は女の子たちが仲良く大輔を共有する展開になり、乱交場面が次々と入る。森の中でむつみ+綾音+サラシアに三人同時放尿を見せてもらった上に三人を重ねて順番に入れていく野外4P、優菜+紀香の巨乳比べサンドイッチ3P、ぬけがけして一人で大輔とHしたむつみを母親の静枝がSM調にいじめつつ大輔とセックスする親子丼(?)3Pなどがある。これらを一通り終えると全員が裸で大輔と夕食をともにし、大輔にスッポンなど精のつく料理を大量に食わせて大乱交しようとするところでエンディング。
◎感想◎
前作「看護しちゃうぞ」で同社ソフトとしては初めて試みられた、「おまけハーレムシナリオ」を半ば一本立ちさせた作品。可愛い女の子たちとの純愛路線シナリオが売りの同社だが、「看護」で味を占めたのか旧作にも「ハーレム」要素を導入してくれた。みんなで主人公を好きになって共有してくれるという実に男のハーレム願望を刺激するおいしい展開で、女の子たちもバリエーション豊富で良く描き分けられているのが嬉しい。ただ、DVD−ROMということで古い機種の人にはちょっと涙ぐましいものがあった。
★無垢弐
◎発売◎
にくきゅう・98年
◎ストーリー・解説◎
ファッションデザイナーの主人公が一人の美少女を見初め、裏で手を回して彼女を自分の家に住む込むメイドにしてしまう。このほかにすでに2人のメイドがおり、プレイヤーは3人の美少女をさまざまに調教していく。その状態に応じて複数のエンディングが用意されている。
このゲームの売りは着せ替えシステム。状況により増えていく様々なコスチュームが用意されており(下着・全裸もあり)、メイド達に着せてそのバリエーションを楽しむことが出来る。「調教」の際にどんな服を着せているかでシチュエーションが変化することも。そして3人をそれぞれに組み合わせた3P調教がいくつか存在するところがポイント高し。さらに隠しイベントとして、3人にバニーガールのかっこうをさせると実現する豪華4PSEXもある。
◎感想◎
ややダークな雰囲気のメイド調教もの。キャラはメインの女の子が特に上出来で、彼女の調教はかなり燃えるもの。お楽しみの4P場面の発見はかなりてこずった記憶が。
★メイクラヴ・ジャンキーズ
◎発売◎
イグニッション・2004年
◎ストーリー・解説◎
高校生の主人公がTV通販で放映していた妖しげな「ほれ薬」をノリで購入、服用するようになる。ある日、バイト先のファミレスで一緒に働いていた学園でも人気の美少女・陽子の着替えを偶然覗いてしまい、罵られた主人公はキレて陽子をレイプし処女を奪ってしまう。ところが陽子は怒るどころかいきなり主人公にベタ惚れ状態に。これが薬の効果であることを悟った主人公はこの薬でハーレムを建設するべく、「メス奴隷」集めを開始する。
陽子に手伝わせて巨乳のクラスメイト・伊織を犯して「メス奴隷第2号」に。さらに陽子・伊織に手伝わせて学校の人気教師の絵里も手に入れ、最後にバイト先の先輩で男遊びも多い詠子も三人に手伝わせて奴隷化する。この展開で様々な場所でのHが行われ、3P4Pも豊富。ストーリーは分岐型ですべてを攻略するのは大変だが、四人全員は揃う作りになっているので乱交場面は確実に見られる。
最高のハーレムエンドでは四人を相手に「鶯の谷渡り」を行い、「これがやりたかったんだ!まさにハーレム!これぞハーレム!」と主人公は幸福感に酔いしれながら四人に精液をぶちまけ、四人に同時に膣内射精したような感覚をおぼえつつのエンディングになる。
◎感想◎
絵にかなり癖があり、塗りも含めてあまり上手くないのが残念だが、乱交連打の設定、すでに奴隷化した女に手伝わせて次の女を手に入れるという展開など、ハーレム趣味的には結構美味しい。また「ハーレム建設」と言いつつ4人だけ、というのも物足りない気がする。
★召使い4
◎発売◎
スパイス・96年
◎ストーリー・解説◎
スパイスが毎年一本のペースで出している実写アダルトゲームの4作目。このうち「メイドアカデミー編」で貴重な実写3Pゲームがある。
基本設定は一人のメイドを育成するもので、プレイヤーの一人称視点でメイド候補の女の子の様々な奉仕が楽しめる。メイドの卒業試験に無事合格した際に一定の感情値があると、メイド候補の女の子が「このままご主人様の召使いとして残りたい」と言い出す。しかしプレイヤーには助手としてすでに召使いがいるため、二人の「勝負」となる…
この「勝負」というのがプレイヤーと二人のメイドの3Pバトルである。キスからフェラチオ、バイブやローター責め、そして正常位・騎乗位・後背位が選べるセックスまで、多彩なプレイが用意されている。かなりの数の映像が用意されており、展開によって微妙に変化するのも見逃せない。すべて一人称視点なのでバーチャル3Pとしても楽しめる。候補生が美少女タイプで助手がグラマータイプとなっていて、その違いも楽しめて嬉しい。
この3Pバトルでは二人の興奮度のメーターが表示されており、フィニッシュ時にピークに達していた方の勝利となり、その女性への射精映像が表示される(射精も顔射・口内射精・腹だし・中出しなど選べるところが泣かせる)。助手が勝つと候補生はよその家のメイドとなり、逆ならば候補生がプレイヤーの助手として残る。うまい具合に二人を同時にピークに達させることができれば、二人とも助手として残ってくれるベストエンディングとなる(この時は射精する映像が二人分表示される)。
◎感想◎
実写作品(ビデオCDを除く)で3Pを扱ったモノとしては最高傑作だろう。このシリーズは従順な召使いとのバーチャルセックス的な設定が人気を呼んでいると思うのだが、複数同時奉仕が観られるのは本作のみ。ゲームの進行は実のところ完全にランダムなので何度も繰り返し遊んで展開を楽しむことが出来る。欲を言えば本番シーンになると映像としては1対1の状況になっているところか(それを交互に表示して「鶯の谷渡り」的に見せているわけだが)。二人とも画面に入っている挿入シーンがあればもっと嬉しかったところ。
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