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五十嵐広三元官房長官 死去
5月7日 12時1分

五十嵐広三元官房長官 死去
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村山内閣で官房長官を務めた旧社会党の元衆議院議員の五十嵐広三氏が、7日朝、札幌市内の病院で亡くなりました。
87歳でした。

五十嵐氏は北海道出身で、旭川市長を3期務め、在任中には全国で初めての恒久的な歩行者天国を開設しました。
その後、昭和55年の衆議院選挙に、旧北海道2区で旧社会党から立候補して初当選し、合わせて5回当選しました。
この間、五十嵐氏は平成5年に細川内閣で建設大臣を務めたほか、翌平成6年には、村山内閣で官房長官に就任しました。
官房長官在任中には、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などの対応に当たり、内閣の危機管理体制の強化に努めるなど、自社さ連立政権を支え、平成8年に政界を引退していました。
社会党は、五十嵐氏が政界を引退する前の平成8年、社民党になりました。
五十嵐氏は7日午前5時すぎ、肺炎のため、札幌市内の病院で亡くなりました。
87歳でした。

「難局乗り越えた大先輩」

菅官房長官は午後の記者会見で、「官房長官という同じ立場にあった大先輩だ。北海道で市長を経験し、国会に出てこられたということで、非常に親しみのある政治家の一人だった。村山政権は自社さ連立政権で、国会運営も非常に厳しいなかでの官房長官として、ご苦労されたと思う。また、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起きたときであり、難局を乗り越えるために努力された方だ」と述べました。

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