NHK岩手県のニュース　盛岡放送局

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達増知事「処理をより迅速に」

震災がれきの広域処理を目標通り来年３月までにすべて終える見通しになったと環境省が発表したことについて達増知事は「再利用の方法など課題も残されており、できるだけ早く処理を進められるよう工夫したい」と述べました。
達増知事は７日の定例の記者会見でまず、今年度中に広域処理を終えるという見通しが示されたことについて「がれきを処理していただいている自治体や関係団体のみなさんに感謝したいと」と述べました。
岩手県内では処理しきれないがれきが新たに最大１０万トン出るおそれがあることや、津波たい積物の再利用が１０％程度にとどまるなどの課題も残されています。
こうした課題について達増知事は、「復興を加速化する中で、余った資材をどう活用するかなど、情報やノウハウを持つ国のほうでも考えてほしい。処理は早ければ早いほど良いので、県としても引き続き工夫していきたい」と述べ、処理のスピードを加速していく考えを示しました。

05月07日　12時24分

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