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【国内18年ぶり】村上春樹さん 京大で講演

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作家の村上春樹さんが、国内では18年ぶりとなる講演を京都大学で行い、自らの小説観などについて語りました。

今回の講演は、村上さんと生前、親交があった河合隼雄さんを記念する賞が創設されることから企画されました。村上さんは講演で、物語について「魂の根底にあるもの」と位置づけた上で、「人はそれぞれの物語を持っている。僕の作品で共感すると、僕の物語とあなたの物語が共鳴し、感応する。それが物語の力だ」と語りました。また、「自分自身の好きな要素はユーモアの感覚。なるべくユーモアをちりばめて書いていきたい」と話しました。

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