＜ストイ語ビッチ＞　薬は勝つことしかない

▼忘れたい現実

　きょうは結果、内容ともに良くなかった。理想のサッカーはできていない。２−０になって、仙台が自信を持ってゲームを支配してくるのは当然だ。すぐに忘れてしまいたいゲーム。これが現実だ。

▼何か変えたくて

　後半、直志に代えて増川を入れた。前半は良くなかったし、リードされて私としても何かを変えなくてはいけなかった。ポストに当たったシュートなど何回かいいアクションはあったが、これはコンビネーションで崩すとか、いいプレーから生まれたものではない。

▼勝利が薬

　今、われわれは悪い状況にいる。薬は勝つことしかない。今週は時間があるので、しっかり分析して、リフレッシュさせて、マリノスに対していい戦いをしたい。２年前も同じような難しい状況を打破していい結果を出せた。

▼弱さを露呈

　ケネディはトップフォームからほど遠い。攻撃陣はボックス（ペナルティーエリア）の中で力のある攻撃もできていない。守備も貧弱だった。そこを敵は突いてきて、われわれを罰した。広島、川崎相手にはいいプレーも出たが、きょうは弱いグランパスを露呈した。